ネットを見ている時に、たまたまHannu Huhtamo(@hannuhuhtamo)さんの
ライトペインティングの写真を見つけました。
ひかえめにいって神では? すごすぎる……。
自分でもやってみたくなったので、ライトペインティングに必要なものを調べてまとめました。
ライトペインティングの道具
ライトペインティングをはじめるにあたって
最低でも必要なのはカメラ、三脚、光源の3つです。
-
シャッタースピードを遅くできるカメラ
おもに一眼レフカメラです。
カメラに特化したスマホ「HUAWEI Pシリーズ」では
ライトペインティングモードが実装されていて、
スマホでもライトペインティングが楽しめるらしい。ただし三脚はカメラ用に作られていることが多く、
スマホを取りつけるには別売パーツが必要になる三脚もあるので、
スマホで撮影される方は三脚選びに注意が必要です。 -
三脚
ライトペインティングでは暗闇の中で写真を撮影するので、
日中の撮影と比べて光量が少なくなります。そのためシャッタースピードを長くし、
露光時間を増やすことで写真が暗くなるのを防ぎます。
シャッタースピードを遅くする=手ブレするので、手ブレ防止のために三脚は必須です。Amazonで2699円という、激安の三脚があったので買ってみました。(Pantan TripodQ5)
でも今はAmazonの商品ページがPantan Q6というモデルに変わっていて、
価格も7000円代と高くなっています。
(Q5の購入履歴から飛んでもQ6のページに飛ばされる)Amazonで買うなら、毎年7月に開催されるプライム会員限定セール(プライムデー)の時だと安くなっています。
-
光源(LEDライト、ペンライトなど)
ライトペインティングでうつす光です。
100均に売っているようなLEDライトでOK。ボタンを押すとライトがつくもののほか、
ライトをひねると明りがつくものなどがありますが、
ボタンを押すとつくライトが使いやすいです。 -
黒い服
白っぽい服を着ていると写真にうつってしまうので、
ライトだけうつしたい人は黒い服を着てやります。
必須ではないけどあるといいもの
-
レリーズ(リモートシャッター)
-
蓄光テープなど、目印になりそうなもの
自分でシャッターを押してからカメラの前に出るのは時間のロスがあるので
遠隔操作でシャッターが切れると便利です。
暗闇の中を歩きまわると、うっかり三脚につまずいて
カメラの向きがズレてしまう場合があります。
暗闇で光るテープを三脚のまわりに貼っておくと、目印になります。
ライトペインティングのやり方
自己流でライトペインティングをはじめたので
やり方があっているかわかりませんが、私のやり方を紹介します。
-
三脚にカメラをセットする
三脚を組みたて、部屋の壁に向けてセット。
柱がうつらないように、ズームにして調整しています。
関連記事三脚の使い方(Pantan Tripod Q5) -
カメラの撮影モードをマニュアルにする
夜に家の中で撮影した時は、シャッタースピードが30秒だと明るすぎて
自分がめっちゃ映りこんでしまったので、15秒でやりました。
絞りはF8にしています。 -
ピントをマニュアルであわせる
暗いとオートフォーカスが機能しないので、ピントもマニュアルであわせます。
撮影地点にてきとうな物をおいてピントをあわせてから、
ピント調節用においたものを取りのぞきます。 -
シャッターを押す
レリーズがない場合はシャッターボタンを押してから、カメラの前に移動します。
ライトの電源をつけて、動かすとライトペインティングの写真が撮れます。
ライトペインティングの写真をキレイに撮るコツ
-
ISO感度を低くする
ざっくりいうと、ISO感度は高くすると暗い場所でも明るくうつりますが、
そのぶん写真にノイズが出ます。ふだんはオートにしている人も多いかと思いますが、オートにしていると
暗い場所でうつした時にISO感度があがってしまうので、
手動でできるだけ低い値にセットします。ISO感度を低くして写真が暗くなる場合は、シャッタースピードを遅くして調整します。
-
長秒時露光のノイズ低減をオンにする
カメラのメーカーによって、ノイズリダクションとかいう場合もある。
シャッターを長くあけていると発生するノイズを軽減してくれます。
わたしの使っているキヤノンのEOS Kiss X3だとメニューのカスタム機能にありました。
ライトペインティングの例
Amazonで買ったLEDペンライトで撮影。
ライト部分が太く、かなり明るく映ります。
ペンライトの形が残ってしまい、びみょうな形になりました。
おしりについているボタンで色が変えられるので、
撮影中に切りかえることで2色をまぜて写真に撮ることもできます。
緑+青系で撮ってみました。
100均で買った5LEDライト。(ダイソー・LEDライトD11)
5つのLEDライトがついているタイプなので5本線が引けるかと思ったら、
光が強すぎて1本にしかならなかった。
同じく100均で買った色が変わるグラデーションライト。(ダイソー・LEDライト46)
中がうねっているのが特徴。
ボタンを押すごとにオン・オフと光の色が変わります。
赤→電源オフ→青→電源オフ……といったかんじ。
最後には色が連続で変わるグラデーションモードになります。
光が弱いと、背景の黒がひきたちます。
撮影したのは白い壁だったのですが、黒い布を貼るとより映えるかも。
同じライトでも、動かし方やスピード、構える向きを変えると違った印象になります。
私はまだ闇雲にブンブン振りまわしているだけなので、
ちゃんとした作品を作れるようになりたいです。