カラオケが好きだけど、歌がヘタなのが悩みでした。
でもせっかくの人生、好きなことをしよう! と本気でカラオケに取りくんだ結果、1.5ヶ月で80点以上が安定するようになりました。
- カラオケ採点:76点→83点(6点アップ)
- 音程:63%→74%(11%アップ)
↓
※2018/11/9追記:
2ヶ月で85点以上が安定するようになりました。
※2019/2/8追記:
5か月で90点以上がチラホラでるようになりました。
カラオケ70点代のド音痴が90点以上安定をめざすプロジェクト。
今日は11回歌いました。
歌った回数の累計513回。今日は90点以上が2回でました。
もっと精度あげていきます。 pic.twitter.com/fheZgyCgTG— むーてぃ@趣味に生きる。 (@moooty10) 2019年1月31日
キーは調整しないで原キーで歌っています。
練習しているのはThis gameという曲です。(アニメソング苦手な人はスルーしてください)
この記事では、わたしがカラオケの点数を80点代にアップさせるまでにやったことをまとめました。
目次
歌う前の準備
ボイストレーニングをする
まずはボイストレーニングの本を買って、ボイストレーニングをするようにしました。
ボイストレーニングをする理由は2つあります。
- 音域を広げて、高い声を出せるようにする
- ノドに負担のかからない発声方法を身につける
とくに2つめが重要で、素人が自己流でムチャクチャに歌っていると、ノドを壊す危険があります。
これから長くカラオケを楽しむためにも、正しい発声方法を身につけるのは必須です。
わたしが使っているのは「“歌う力”をグングン引き出す ハリウッド・スタイル 実力派ヴォーカリスト養成術」という、定番の本です。
付属CDにボイストレーニング用の音源が入っており、練習する前に1回トレーニングしてから歌います。
本のスタンスが「CDにあわせてトレーニングしていれば、自然に高い声が出るようになるよ」という感じなので、音楽知識がない人でも使いやすいです。
ボイストレーニングをする時は、毎回スマホのチューナーアプリで自分の声の高さをはかりながらやっています。
ただ漠然とやるより、「自分の声の最高音はどこなのか?」「自分が楽に出せる音の範囲はどのくらいなのか?」をチェックしてやった方が身につきます。
わたしが使っているのはTuner Liteというアプリです。
歌うときにはチェストボイス、ミドルボイス、ヘッドボイスという3種類の声を使って歌うのですが、本のなかにそれぞれの声の音域が書いてあります。
ボイストレーニングをしながら、自分がミドルボイス、ヘッドボイスの音域の音を出せているかをチェックしておくとよいです。
ふだんから水をたくさん飲むようにする
1日2リットルを目標に水を飲んでいます。
1日2リットルというのは、そうとう意識して水を飲まないと達成できません。
ノドが渇いてから水を飲む、だと全然たりないので、なにか作業してひと区切りついたらとりあえず水分補給。
カラオケの途中でも水分補給します。
1曲歌ったら1杯水を飲む、ぐらいのペースでやっていますね。
歌うときの姿勢を改善
マイクの持ち方
マイクは床と並行になるように持ちます。
正面を見て歌う
ディスプレイが低めの位置にあるとディスプレイを見た時に顔が下を向くことになり、声が出しづらくなります。
ディスプレイの位置が高すぎる・低すぎる場合はディスプレイを見ないで、正面を見て歌うようにすると声が出やすいです。
音程バーのチェックはスマホで録画してあとまわしにして、歌う時は歌だけに集中します。
どうしても気になるようでしたら、息つぎのタイミングでチラっと横目で見るようにします。
カラオケの練習方法
カラオケの採点を録画する
音程バーが出るタイプの採点モード(精密採点など)で歌ったところを録画します。
録画はスマホカメラのビデオ機能でよいです。
歌うときのカラオケの設定は、エコーは0にして切っておきます。
自分の歌を録音する、というのは定番のトレーニング方法なのですが、耳に自信がない人は録音より録画の方がおすすめです。
ほんとうに音痴の人は歌を録音して聞いたところで、音がずれているところがわからないので。(私もこのタイプ)
練習の効率からいうとパートごとに練習した方がいいみたいですが、歌っている時間がすくないと採点結果がでないので、わたしはつねに1曲通して歌っていました。
元の曲と聞き比べ、違うところを探す
音を聞くトレーニングもふくめて、最初は音だけで比べます。
自分の歌声と、元の曲を聞き比べてリズムや音程、音の強弱が違うところを探しました。
比べるときは通しで聞くのではなく、1フレーズごと(息つぎごと)に再生します。
元の曲を1フレーズ再生→一時停止→自分の録音(録画)を1フレーズ再生→一時停止……といった感じ。
1回ではわからないので、何回も繰り返して聞きます。
なんか違うかな? と思ったところはメモしておきます。
採点結果で音程のはずれ方が大きいところで優先してやると改善しやすいです。
聞き比べた結果、元の曲と違うところがあれば改善していきます。
音の強弱もあわせた方が音のはずれ方がわかりやすいため、リズムや音程だけではなく、歌手の人が強く発音しているところは自分もマネして強く歌うようにしました。
カラオケで採点(録画)→1フレーズずつ比較→違うところがあれば改善……をひたすら繰り返していきます。
採点みるとで音がはずれているけど、聞きくらべてもよくわからないところは後まわしで大丈夫です。
聞いてもわからないところを音程バーを目視で確認する
耳で聞いてずれている範囲が修正できたら、こんどは「音がはずれているけど、聞いてもわからない」部分を目視であわせていきます。
とくに、毎回音がはずれているところは要チェック。
自分の音程が音程バーより下にあったら気持ち高く、上にあったら気持ち低くしてみる、というのを繰り返してあわせていきます。
1日のカラオケ練習量
歌えるようになりたい曲を1曲だけ決めて、1日5〜10回くらい練習しています。
ボイストレーニングの時間を含めて、1時間〜1時間30分くらいです。
最初は毎日10回練習しよう! と思っていたのですが、なにも考えずに回数をこなすより1回ずつ確認しながら歌っていったほうが効果があったので、1日の練習回数を決めるのはやめました。
また、ノドの調子が悪いときは練習回数を少なめにしています。
練習の記録はExcelで管理しています。
歌った回数、最低点、最高点、最低音程、最高音程を記録しています。
歌った回数が0回のところはグレーになるようにしているので、サボった日も丸わかりです。
1ヶ月の半分くらいはサボってますね……。
まとめ
カラオケの得点アップというと、つい発声方法や歌の技術的な練習方法ばかりに目がいってしまいがちです。
練習ももちろん大事なのですが、それと同じくらいボイストレーニングをしたり、ふだんから食べるものに気をつかうなどの「歌う前の準備」をしっかりやるのが重要だと思いました。
調子にのってチョコレートを食べすぎると、ノドの奥に粘つく感じが残ってうまく歌えないので、最近は控えめにしています。
わたしがボイストレーニングで使っている「“歌う力”をグングン引き出す ハリウッド・スタイル 実力派ヴォーカリスト養成術」には技術的なことだけでなく、食べものや飲みものなどのことも含めて「歌う人に必要な知識」がまとめて書いてあります。
今までまったく歌の勉強したことない人におすすめです。
カラオケの80点代は高度なテクニックがなくても、ひたすら練習回数を増やせば到達できる範囲です。
わたしはプレイステーション4というゲーム機でできる「カラオケ@DAM for “PlayStation4″」を使っています。
カラオケ屋さんで実際に歌った時のような採点ができるので重宝しています。