やってみた

女ひとりで漫画喫茶に一晩宿泊してみた

以前、泊まれる本屋というコンセプトのお店を見たことがあって、「本に囲まれて寝るのっていいなぁ」と思っていました。

本家の泊まれる本屋は高いので、漫画喫茶でやってきました。

受付・会員登録

わたしが行ったのは会員登録不要のところだったのですが、東京都の条例により、パソコン(インターネット)のある部屋を使う時は会員登録がいると言われたので、はじめに会員登録をしました。

夜間は未青年者の入場が規制されていることが多いので、泊まるなら身分証明書は持っていった方がよさそうです。

漫画喫茶の部屋・設備

廊下は狭く、人ひとりが通るのがやっとの狭さ。
部屋と部屋の間隔もかなり近いです。
漫画喫茶 廊下

宿泊が目的なのでフラットシート(イスがなくてマットみたいなのがしいてある部屋)を借りました。

中はこんな感じ。(床の上にあるノートパソコンは私物です)
部屋が狭すぎて、これ以上引いた写真が撮れませんでした……。
漫画喫茶 個室

宿泊だとバスタオルとブランケットを受付時にいただきました。
漫画喫茶宿泊で借りたブランケットとバスタオル

漫画喫茶内には電子レンジとポットもありました。
フロントでカップ麺も売っています。
漫画喫茶 電子レンジ&ポット

漫画喫茶の宿泊スケジュール(24時間パック)

ナイトパックで夕方に入店だと、朝5時に起きないといけなかったので24時間パックで泊まってみました。
24時間で3500円です。

漫画喫茶としてはそれほど安くありませんが、12時間以上の利用だとシャワー利用料金が無料になるので少しお得です。

時間 スケジュール
12:23 入店(24時間パック)
12:23〜18:35 漫画を読む
18:35〜18:50 シャワー
19:10〜19:30 夕食(フードメニュー)
19:30〜23:11 漫画を読む
23:11〜06:21 睡眠
06:21〜09:00 漫画を読む
09:00〜09:15 朝食(フードメニュー)
09:15〜12:10 漫画を読む
12:20 退店

漫画喫茶の食事

夕食はカルボナーラ(480円)。
フードメニュー カルボナーラ

朝ごはんはフライドポテト&からあげのセット(380円)。

からあげの衣がめっちゃサクサクでおいしかったです。
フードメニュー フライドポテト&からあげ

漫画喫茶に泊まった感想

寝られない

予想はしていましたが、やっぱり寝られませんね。
Sleep Cycleというアプリで睡眠記録を取っているのですが、快眠度36%とボロボロでした(いつもは60〜80%くらい)
Sleep Cycleの睡眠記録

空調設備がフロアごとで、個室にクーラーがない漫画喫茶だったから寝るときめちゃくちゃ暑くて寝苦しかったです。

加えて朝5時くらいになると、ナイトパックで泊まった人たちがバタバタと出ていくので目が覚めます。

フロアにある空調設備の音もけっこう大きいので、耳栓を持っていけばよかったと思いました。

泊まった感じとしては、登山の時に山小屋に泊まったイメージに近いです。
数年前に富士山に登った時のことを思いだしました。

富士山の山小屋は大部屋に雑魚寝でしたが、漫画喫茶は個室になっているぶん、まだマシかもしれません。

意外と女性が多い

昼間はわりと静かな感じで、夜の方がにぎやかでした。
時間帯は21時くらいが、いちばん賑わっていました。

夜はカップルで来て泊まっていく人が多かったせいか、女性客の姿も見かけました。

喉ケアは必須

窓がないせいか、空気がこもっててノドが痛くなりました。
マスクやのど飴は持っていった方がよかったです。

24時間パックで読めた漫画の数

孤高の人(全17巻)と暗殺教室(全21巻)を読破しました。あわせて38冊。
1冊あたり約30分くらいのペースです。

ブログネタ用にメモしたり写真を撮っている時間もあったから、漫画を読むことだけに集中すれば40冊くらいいけそう。

まとめ

漫画喫茶って治安悪いイメージがあって最初は不安でしたが、個室だったこともあって意外と普通に泊まれました。

非日常感も感じられて、ドキドキして面白かったです。

ただ通路が狭いので、地震とか火事があった時に逃げられる気がしません。

それにしても、1日中漫画を読んでいても1日で40冊くらいしか読めないんですね。

蔵書が多い漫画喫茶だと5万冊くらい置いてあるから、ぜんぶ読もうと思ったら365日漫画を読み続けても3.5年くらいかかる計算。

あらためて日本は漫画大国なんだと思いしらされました。