軽めのゲームを探してVIVE PORTを探していたら「The Tower」というVRゲームを見つけました。
白い壁に赤い屋根、雲のうえに浮かぶ塔はなんともメルヘンチックで可愛らしげではないですか。
さっそくプレイしてみました。
The Towerのゲーム内容
ゲームをはじめると、平均台のような木の板の上にいます。
床は自動的に動いていて、ベルトコンベアのように運ばれていきます。
最初に表示される操作方法もじつにシンプルで、
- タッチパッドで立ち位置を初期化
- トリガーでスプリント(ダッシュ)
- グリップボタンでものをつかむ
という3つだけ。
のんきに景色を見ていると、ぐしゃあ、という嫌な音とともに目の前が真っ赤に染まりました。
そしてメニュー画面にはDeaths「1」という表示。
え? 死んだの??
開始1分で死ぬとは、「キングスフィールドII(※)」ばりの死にゲーじゃないか。
※フロム・ソフトウェアがプレイステーションで発売した開始3秒で死ぬゲーム。
気を取り直してリトライ。
死因はカチカチの木の葉っぱ。
前回死んだ場所に血痕が残るのが生々しい……。
オブジェクトに当たると死亡ということらしい。
今度は身をかがめて通り抜けます。
最初は暗かった景色も、夜があけて明るくなってきます。
いい眺めです。
でも、その先にある回転カッターはなに。
ここまでプレイして気づきます。
「これ、ほのぼのゲーじゃない」
その後も矢が飛んできたりするのをかわしつつ進むと、鉄パイプのような棒が出てきます。
グリップボタンを押すことでつかんで渡ることができるのですが、なかなかうまくいきません。
棒の高さ的にジャンプしないと届かないんだけど、いくら一軒家といえどもジャンプすると音が響くのでちょっと気がひけますね。
このほかにも鍵を手に入れて進むしかけや、どんどん凶悪になっていくトラップにビビりつつも進んでいき、51分くらいでクリアできました。
The Towerをプレイした感想
ほのぼのかと思ったら、とんでもない死にゲーでした。
BGMもどことなく暗いし、ウツな気分になれます。
クリアするまでに死んだ回数は、じつに105回。
30秒に1回くらい死んでいたことになります。
死にゲー好きな人はたまらないですね。
プレイしたあとは緊張で手汗がヤバイ。
残念なのは、夢中になっているとリアルの壁に激突するので、部屋が狭い場合はタッチパッドでこまめに立ち位置リセットしないといけないところ。
リセットするたびにゲームが一時中断するから、ゲームの中にどっぷりハマるのがなかなか難しい。
また、棒をつかむところはジャンプしないとなかなか認識されないので、マンション住みの人はプレイするとき注意です。(いちおう背伸びでもいけます)
塔の外壁や内部をらせん状に移動するため、長時間プレイしているとVR酔いしますので、てきどに休憩をいれてプレイするとよいです。
回転カッターの下を寝そべって進んだりと、なかなか日常ではできない体験でスリルを感じられました。
The Towerのソフト情報
機種 | 対応 |
---|---|
HTC VIVE | ○ |
Oculus Rift | 〇 |
Windows Mixed Reality | – |
PS VR | – |
項目 | 内容 |
---|---|
ソフト名 | The Tower |
ジャンル | アクション |
プレイスタイル | 立って使用またはルームスケール(※) ※動き回るゲームではないですが、手を広げられる空間があるとよいです。 |
価格 | 720円 |
日本語対応 | -(言語依存なし) |
VIVE PORTサブスクリプション | ○ |
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