旅行・お出かけ

ぐんまこどもの国は大人1人でも楽しめた! 見どころと日帰りプランを紹介

ぐんまこどもの国に遊びに行ってきました。

出発前、家族に話したら「え、群馬? 熊とか出るんじゃないの? 大丈夫??」などと心配されましたが、熊が出るのはもっと奥の山の方。

ちなみに群馬には、クマ出没マップという専用サイトがあります。
(参考)クマ出没マップ

こうしてみると、群馬は熊多いですね……。

ぐんまこどもの国とは

群馬県太田市にある、県立の公園です。

「ぐんまこどもの国 大人だけ」で検索すると、AIに「ぐんまこどもの国は『大人だけ』での利用はできません。」と大ウソつかれますが、大人だけでも大丈夫です。

開かれた大きい公園なので、だれでも自由に入ることができます。
入場券もないです。

無料遊具の対象年齢は6歳~12歳までですが、ウォーキングコースやサマーボブスレー、サイクルモノレールなどは大人でも楽しめますよ。

ぐんまこどもの国への行き方

車で行く人が多いのでしょうが、私は運転免許がないので桐生線の三枚橋駅から徒歩で行きました。(徒歩20分)

駅にはちゃんと看板が出ていたし、そのあとは1本道なので方向音痴の私でも迷わず行けました。
ぐんまこどもの国 最寄り駅 桐生線 三枚橋駅

Googleマップだとずっと直進で表示されますが、裏手の発電所の門に阻まれたので、手前の大きな木のある橋のところで右折します。
ぐんまこどもの国 大きな木のある橋で右折

入口を進んでいくと、シンボルのからくり時計が見えます。
ぐんまこどもの国 からくり時計

からくり時計の手前には、群馬県のマスコットの「ぐんまちゃん」と、ぐんまこどもの国のマスコットの「にこっとちゃん」が描かれた日付板がありました。

ぐんまこどもの国・日帰り満喫プラン

参考までに、今回はこのようなスケジュールで回ってみました。

時間
8:41 桐生線 三枚橋駅着(徒歩でぐんまこどもの国へ)
9:00 ぐんまこどもの国着
9:50 サマーボブスレー
10:15 半日教室(受付:10:20まで)
12:00 ウォーキングコース散策&お昼
13:00 プラネタリウム(児童会館2階)
14:00 フリータイム

【9:00】ぐんまこどもの国着。サービスセンターでスタンプラリーの用紙をもらおう

ぐんまこどもの国についたら、入口右手側にあるサービスセンターでスタンプラリーの用紙をもらっておくのがおすすめ。
ぐんまこどもの国 サービスセンター スタンプラリー

私は最初スタンプラリーに気づかず、1周回ったあとでスタンプラリーでもう1週回るハメになりました。

8か所のスタンプを集めたあと、サービスセンターで報告すると賞品がもらえます。

【9:50】人気のサマーボブスレーを体験!

人気のサマーボブスレーは、車輪とレバーのついたソリでレールをくだるアクティビティ。

ぐんまこどもの国 サマーボブスレーサマーボブスレー(300円)

緑いっぱいの自然の中を風をきって走るのは爽快で、気持ちよいです。

サマーボブスレーは、土日祝のみ開業。
平日はやっていないので注意です。

サマーボブスレーに乗るなら、午前中がおすすめ。

午後だと1時間くらい待つ人気のサマーボブスレーも、午前中なら待ち時間10分くらいで乗れます。

サマーボブスレーを遊ぶには、のりもの券300円分(100円×3枚)が必要になります。

パノラマチェア(リフト)の山麓駅にある券売機で買えます。
のりもの券は山頂駅では買えないため、登る前に買っておく必要があります。
ぐんまこどもの国 サマーボブスレー のりもの券

自販機も山頂駅にはないので、飲み物も用意しておきましょう。
トイレは山頂駅にもあります。

パノラマチェア(リフト)が動き始めるのが9:30。
15分ほどで山頂駅に到着します。

ぐんまこどもの国 パノラマチェアパノラマチェア(片道200円)

山頂遊歩道から、歩くこともできます。(徒歩10分)
せっかくなので、今回は歩きました。

遊歩道はアスファルトで舗装されてはいるものの、前日が雨で地面が濡れていたため、ツルツルとすべりやすかったです。

歩道の脇には、アジサイが植えられています。
シーズンではないのでほぼ枯れていましたが、一輪だけ咲いていました。
ぐんまこどもの国 山頂遊歩道に咲くアジサイ

山道なので、けっこうな急こう配。
運動になります。
ぐんまこどもの国 山頂遊歩道

山頂に到着。
山頂には、トイレや展望台があります。
ぐんまこどもの国 山頂 展望台

展望台の奥には、金山の登山口も見えました。

サマーボブスレーは、AコースとBコースの2コースがあります。
ぐんまこどもの国 サマーボブスレー(300円)

全長はAコースが503m、Bコースが520mと、ほとんど変わりません。

Bコースはカーブが多くて、重心をうまくとらないとコケそうになります。
カーブでは減速しないといけないため、スピードは思ったより出せません。

AコースはBコースよりもカーブが少なく、スピードが出しやすい気がしました。
(2回目だから慣れただけかも……)

とはいえ、すごい差があるわけではないので、お好きな方でよいと思います。

パノラマチェア(リフト) のりもの券2枚(200円)/片道
サマーボブスレー(雨天中止) のりもの券3枚(300円)

乗り物券は有効期限なし、払い戻し不可。

サマーボブスレーは雨天時はブレーキがきかなくなるため、中止になります。

事前に天気予報をチェックしておきましょう。

【10:15】半日教室で木工or陶芸を体験

自然ふれあいゾーンにあるふれあい工房では、木工・陶芸の体験プログラムをおこなっています。
ぐんまこどもの国 ふれあい工房

体験プログラムは、4時間の一日体験教室と、1時間前後の半日体験教室の2種類。

1日体験教室は事前予約が必要ですが、半日体験教室の方は空きがあれば当日受付でもOK。

午前の部(10:30~12:00)の受付は10:20まで、午後の部(13:30~15:00)の受付は13:20まで。

ふれあい工房の中には、作品が展示されています。

ぐんまこどもの国 ふれあい工房 おとな木工教室(4時間)作品おとな木工教室(4時間)作品
ぐんまこどもの国 ふれあい工房 半日教室(1時間) 作品半日体験教室(1時間) 作品

サマーボブスレーに乗ったあと、ふれあい工房についたのが10:15。
ギリギリですが、受付に間に合いました。

木工の半日体験教室では、作るものが選べます。
輪ゴム銃(700円)をチョイス。

持ち手、引き金、銃身のパーツが用意されています。
ぐんまこどもの国 半日体験教室 輪ゴム銃 材料

まずは銃身のデザイン。
5つの型から好きなデザインを選んで、型に沿って鉛筆で印をつけます。

大人なので一番難しそうなデザインにしてみました。
ぐんまこどもの国 半日体験教室 輪ゴム銃 銃身の型を取る

電動ドリルで、銃身の飾り穴をつけます。
貫通させるのが難しい。
ぐんまこどもの国 ふれあい工房 半日体験教室 ドリル

つぎに、電動糸鋸で銃身を線通りに切っていきます。
ぐんまこどもの国 ふれあい工房 半日体験教室 糸鋸

銃身ができたら、組み立て。
キリで穴をあけてから、釘を打っていきます。

最後にサンドペーパーで仕上げをして完成!
ぐんまこどもの国 半日体験教室 輪ゴム銃(700円) 

ふれあい工房のロビーには、試し撃ちの的が用意されています。
想像以上の速さで輪ゴムが飛んでビックリ。
ぐんまこどもの国 ふれあい工房 半日体験教室 輪ゴム銃を作ったあとは的で試し撃ち

【11:30】ウォーキングコースを散策

ふれあい工房の周りにはスタンプラリーのチェックポイントがあります。

体験教室の後、ウォーキングコースを散策がてらスタンプ巡り。

スタンプは東屋のところにあることが多いです。

2kmあるウォーキングコースは、ぐんまこどもの国を1周するように作られていて、植物を楽しみながら歩くことができます。

1周約30分。

リスの置物がある、かわいい案内板がありました。
ぐんまこどもの国 自然ふれあいゾーン リスのいる案内板

10月だったので、キバナアキギリ、ミズヒキといった植物がみられます。
ぐんまこどもの国 自然ふれあいゾーン キバナアキギリ

花木園では、オレンジのキノコを発見。
ぐんまこどもの国 自然ふれあいゾーン 花木園 キノコ

こちらは四葉のクローバーみたいな形のキノコ。
ぐんまこどもの国 自然ふれあいゾーン クローバーみたいなキノコ

自然ふれあいゾーンにはアジサイ園、ユリ園があるので、4月~6月くらいにくるのもよさそう。

熊はいなさそうですが……イノシシは出るようです。
ぐんまこどもの国 自然ふれあいゾーン イノシシ注意

池の周辺には「野鳥かんさつ窓」があり、池に来る野鳥を観察できるようになっています。
この日は池の水が整備中で抜かれていたので、何もいなくて残念。
ぐんまこどもの国 自然ふれあいゾーン 野鳥観察窓

ウォーキングコースの終点はサイクル広場になっています。
ぐんまこどもの国 ウォーキングコース サイクル広場

【12:00】お昼タイム。イベントで屋台が出店していることも

1周して入口に戻ってきたら、お昼タイム。

この日は「ぐんまうまいもの展」というイベントで、屋台が出ていました。
ぐんまこどもの国 ぐんまうまいもの展

群馬のソウルフードだという、「焼きまんじゅう」を購入。
あん無し300円、あん有り400円。

見た目は、大きなみたらし団子みたい。

ぐんまうまいもの展 焼きまんじゅう(あん入り400円)焼きまんじゅう(あん入り400円)

ですが、食べると団子じゃなく、おまんじゅう。
甘じょっぱいタレがおいしいです。

みたらし味のおまんじゅうって、確かにほかじゃ食べたことなくて新鮮。

おまんじゅうなら、あん入りの方がおいしいだろ! と思ってあん有りを買いましたが、あとで調べたところ、あん無しがスタンダードらしい。
ぐんまうまいもの展 焼きまんじゅう(あん入り400円)

イベントのない日は、広場にあるレストハウスでカレーやうどんが買えます。

ぐんまこどもの国は飲食の持ち込みもOKなので、お弁当を持って行っても〇。

【13:00】食後はプラネタリウムでまったり

ぐんまこどもの国の入口近くには、児童会館があります。

児童会館の1階には遊びを通して科学が学べるサイエンスセンターや、2階にはプラネタリウムといった施設があります。

プラネタリウムは、中学生以下は無料。
大人は300円。

上映内容は3種類あり、時間によって上映内容が変わります。
今回は13:00からの「新・恐竜大進撃」を見ました。
ぐんまこどもの国 児童会館 プラネタリウム

最初はふつうのプラネタリウム。

秋の四辺形(ペガススの四辺形)の解説からはじまり、秋の四辺形を起点に星座を見つけていきます。

秋の星座の中で唯一の1等星・うお座のフォーマルハウト、みずがめ座……。

アンドロメダ座はその由来のストーリーと共に紹介されました。

プラネタリウムが終わると、なんの前置きもなく普通に「新・恐竜大進撃」がはじまります。

兵庫で見つかった、たんば竜の話がメイン。
ティラノサウルスも出ました。

上映時間40分で、プラネタリウムと恐竜は半々くらいだったと思います。

プラネタリウムの前には、ミニ展示や星にまつわる本がおかれています。
ぐんまこどもの国 児童会館 プラネタリウム ミニ展示

ぐんまこどもの国 児童会館 プラネタリウム 本棚

【14:00】お好みに合わせて遊ぶ

軽く1週したあとは、お好みにあわせて遊びます。

私はスタンプラリーの用紙をもらう前にウォーキングコースに行ってしまったので、もう1周まわったあと、ボブスレーが2コースあったのでもう1コースやってきました。

お昼のサマーボブスレーは山麓駅では60待ち表記でしたが、実際は45分ほどで乗れました。

サイクル広場には足こぎのサイクルモノレールもあるので、景色を楽しむのもよいです。

高いレールの上を走るサイクルモノレールから、広場の外周を走るサイクル電車、広場内を走り回れるものまでと、バリエーション豊富です。

サイクル電車は、コースの途中で植物のアーチがあって素敵。
ぐんまこどもの国 サイクル広場 トンネル

最後にサービスセンターに寄って、スタンプラリーの賞品をもらいました。
ぐんまこどもの国 スタンプラリー 賞品

ホタルが見られる時期に来るのもよいですね。

あと熊は出ませんでした。