2018年7月8日、上野公園(上野恩賜公園)で行なわれた
第47回全国氷彫刻展夏季大会を見にいってきました。
6月に予選大会をやっていたのを見て、興味を持ったのです。
天気は快晴。30°Cをこえる真夏日です。
10:30に開会式がスタート。
挨拶のあと、大会のルールが説明されます。
スプレーやドライアイスなどの道具は禁止、
出来たあと30分は原型を保たないと失格、などけっこう細かい。
選手は9.5割男性。
女性の方は2名見かけました。
年齢は意外と幅広く、ご年配の方も見えました。
制作時間は50分。
女性と65歳以上の人、初参加の希望者は+10分になります。
選手宣誓で開会式を終え、11:15分に競技がスタートします。
ノミであたりをつけていく人、ノコギリでガシガシ削っている人、
人によってやりかたがバラバラで面白いです。
横向きの像を作る人は、氷を横にするところから
やらないといけないので、大変そうでした。
氷柱は高さが105cmで、重さは135kg(!)だそうです。
受付では誰がどんな氷像を作るのかの一覧がもらえました。
ウロコや羽のあるモチーフが人気っぽいです。
動物のいるモチーフをがあると、つい目がいってしまいます。

人が多いので、全体像を取ろうとすると人が映ってしまうのが難点。
カメラを持ってきている人が多く、自撮り棒をつかって
写真を取っている人もいました。
炎天下のなか作業するので、削っていく先から溶けていきます。
作品にタオルを巻いて作業する人も。
選手の方の足元には、削った氷のカスが大量にたまっていました。
審査員の人が見回るついでに「あと15分だよ! 大丈夫?」と
選手の人に声をかけていたのが印象的。
アットホームな雰囲気の大会でした。
競技が終わったあと、結果がでるまで時間があるので、そのあいだ
近くでやっていたサムライフェスを冷やかしていました。
個人的に気にいったのは、
ハンモックで読書をする子の氷像と、
こちらのバラの髪飾りをする女性の像。
14:30から結果発表。
賞は~料理長章というのが多くて、料理の技術として競われているんですね。
ぜんぶ撮りきれなかったので、
関東予選の時の写真を載せている記事へのリンクを貼っておきます。
実際に大会に出場された方のブログです。
https://blog.goo.ne.jp/inakabito11/e/9997a137328ceb93e537749ad7cd6880
予選では11.裸婦像が優勝作品だったのですが、
本戦では4.おかえりワン!!を作った人が優勝しました。
北海道の旭川では、2月に世界大会が行われているみたい。
世界大会の方もいつか見に行ってみたいです。