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テキストエディタを越えたテキストエディタ・Emacsを紹介する

テキストエディタを、ただ文章を書くだけのソフトと思っていませんか?

この記事では、テキストエディタながらスケジュール管理やファイル管理もできるEmacsの魅力を紹介します。

Emacsの魅力

ローマ字で日本語が検索できるmigemoが最強

Emacsでは、パッケージと呼ばれる追加機能を入れることで、機能を拡張していくことができます。
プラグインみたいなものだと思えばいいかも。

最初にEmacsを使ったときに感動したのが、migemoというパッケージです。

ブログを書いていると、HTMLタグ入力するために半角英数モードにすることも多いです。

半角英数モードの時に日本語を検索しようと思ったら、半角/全角キーで全角モードに切りかえる→検索ウィンドウを出す→日本語で検索する、という流れになると思います。

migemoを使うと、日本語をローマ字で検索できるようになります。
たとえば、「記事」という文字を検索するときは、検索ウィンドウに「kiji」と入れれば検索できます。
(「記事」にも「kiji」にも検索がヒットします)
migemoで日本語をローマ字で検索

これにより、半角/全角キーでの切りかえが不要になります。
半角/全角キーってホームポジションから遠いので、切りかえがなくなるのはめちゃくちゃ快適です。

orgモードでスケジュール管理できる

Emacsではファイルの拡張子ごとに、エディタのモードが切りかわります。
htmlファイルを書いている時はhtmlモード、jsファイルを書いている時はJS2モードなど。

Emacsで使えるモードのうちの1つ、orgモードでスケジュール管理ができて便利です。

orgモードでは、以下のことができます。

orgモードでできること
  • TODOキーワードをつけてTODOの分類ができる
  • 見だしごとにスケジュール設定、締め切りの設定ができる
  • チェックリストを作成することができる

TODOキーワードをつけてTODOの分類ができる

NEXT、DONEなど、TODOの状態をTODOキーワードをつけて管理できます。
TODOキーワードでTODOの状態を管理

org-agendaモードで、つけたTODOキーワードごとに抽出ができます。

TODOキーワードも自分で自由に増やせるので、

  • NEXT→次にやること
  • SOMEDAY→いつかやること
  • WAIT→ほかの人に依頼中のこと

など分けて管理しています。

見だしごとにスケジュール設定、締め切りの設定ができる

スケジュールを設定したタスクは、org-agendaモードで一覧表示できます。

しかも、別々のファイルに書いていてもまとめて表示してくれます。

備忘録フォルダに年月日.orgというファイルを作り、org-agendaで表示させたところ。
20180813.org、20180814.org、20180816.orgのファイルの内容を、一覧で表示できます。
Emacsのorgモードでスケジュール管理

タスクのところでEnterキーを押すと、そのタスクが書かれているファイルにジャンプします。
1日ごとの備忘録ファイル

チェックリストを作成することができる

チェックリストを作成して、チェックをしていくことで作業のモレをなくすことができます。
チェックリストにチェックを入れる・チェックをはずすのも、Ctrl + C → Ctrl + Cと片手で操作できるので、すばやくチェックできます。

私は習慣にしたいことチェックリストを作って、毎日見るようにしています。

orgモードではほかのファイルにリンクを貼ってジャンプすることができるので、ブログ名のリンクから、そのブログのネタリストのファイルにジャンプするように設定しています。
Emacsのorgモードでチェックリストを作成

ブログも毎日更新したいですね……。

diredでファイル管理ができる

diredという機能を使って、フォルダやファイルを管理できます。
Windowsでいうところの、エクスプローラーの機能ですね。

このブログのnetaフォルダをdiredで表示したところ。
フォルダの作成やファイルのリネーム・移動などができます。
Emacsのdiredでファイル管理

いちいちマウスに持ちかえてエクスプローラーを操作しなくてすむので、便利です。
Emacsを使いはじめてから、マウスの使用率が激減しました。

Emacsのデメリット

    カスタマイズ前提なので人に話がしづらい

    Emacsはデフォルトだとクッソ使いづらい。
    てか、使えたもんじゃないです。

    カスタマイズ前提になるのですが、カスタマイズしすぎて初期状態がどんなだったか、すでに覚えていません。

    Emacsを便利にするためにパッケージを入れまくって、ショートキーもいろいろ割りあてているので、人に話をするときに初期設定ってどんなだっけ? となって話づらいです。

    Emacsの設定を変更するにはinit.elという設定ファイルを書くのですが、設定ファイルを簡潔に書くためにさらにパッケージを入れるので、初見の人にはわかりづらいものになってしまいます。

    カスタマイズに時間が取られる

    Emacsのカスタマイズが楽しすぎて、気がつくとEmacsのカスタマイズで1日が終わっていることがあります。

    キーバインドが独特で慣れるまで時間がかかる

    Ctrl + pで上の行に移動、Ctrl + nで次の行に移動など、キーバインドが独特です。

    慣れてしまえばホームポジションからあまり手を動かさずに操作できて便利ですが、最初はカーソルを動かすことさえ、ままならなかったです。

    Emacsの最大のメリットは、一元化にあり

    orgモードを使ってスケジュール管理&Webモードを使ってブログを書くらいしかしていないけど、それでもEmacsにして

    昔はEvernoteやOneNoteも使っていたけど、いまはEmacsに一元化しています。
    複数のソフトを使いわけるのは面倒なので、テキスト関連をすべてEmacsに集約できるのが重宝しています。

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