有明にある屋内型ミニチュアミュージアム、「スモールワールズTOKYO」に行ってきました。
スモールワールズTOKYOに行くまで
電車で行くならゆりかもめ「有明テニスの森駅」、りんかい線「国際展示場駅」 。
バスで行くなら都バス・TOKYO BRTの「有明テニスの森」 など、複数のアクセス方法があります。
今回はTOKYO BRT(バス)に乗ってみたかったので、JR新橋駅からTOKYO BRT有明テニスの森へ。
BRT有明テニスの森バス停の周辺には、ビックリするほど何もありません。
コンビニすらない。(有明コロシアム方面にいけばローソンがあります)
特に看板も出ていないので、Google Mapを頼りに横断歩道を渡って進みます。
5分ほどで、エヴァンゲリオン初号機が印象的な「スモールワールズTOKYO」の入口に到着。
スモールワールズTOKYOの混雑状況
この日は9月の3連休で、入場料が555円という破格の価格になるキャンペーンをやっていたので混むかと思って開場30分前につきましたが、誰もいませんでした。
開場10分前で、待ち人数10人くらい。
意外と混まずにすむかも……と期待したのも束の間、開場するといったいどこにいたのかというくらい人が押し寄せます。
中はすぐ混み混みになってました。
ワークショップ・ツアーの受付は前もってすませる
スモールワールズTOKYOでは、1Fがミュージアムショップ、2Fがミュージアムカフェ、3Fが展示室&ワークショップエリアとなっています。

ワークショップエリアでは、ミニチュア作りが体験できます。(入場料とは別に料金が必要)
5周年記念では、通常のワークショップのほか、職人さんから直接話が聞けるミニツアーも開催されていました。
こうしたツアーやワークショップは定員が決まっているため、参加するなら開場してすぐに申し込みしておくと確実です。
エレベーターで3Fまであがって、左手側の通路を進んだ先にあるワークショップエリアで受付ています。
リアルなだけじゃない。ちょっと不思議でシュールな世界
展示エリアに入ると、広々としたミニチュアの景色が広がります。


日光にある東武ワールドスクウェアが現実世界を忠実に再現しているとしたら、スモールワールズTOKYOはユーモアとイマジネーションがあふれた世界。
ロケットと並んで、けん玉やバトミントンの羽がさりげなく混じっていたり……。

スチームパンクな船と並んで運航しているのが、サンダルボートといくら軍艦だったり。

世界の街エリアでは、ペガサスやドラゴンといった空想上の動物もいます。

カオスなスモールワールズTOKYOの中でも、ひときわ異彩を放っていたのが、スポンサーであるプリマハムの香薫号。
四季をイメージしたかわいいメルヘンな世界と、走り回るウィンナーとのギャップがすごい。



飛ぶ! 走る! 動くミニチュアたち
スモールワールズではミニチュア展示の前にボタンが設置してあり、ボタンを押すとミニチュアが動いたり光ったりという仕掛けがあります。
宇宙センターエリアでは、定刻でロケットが発射。
音やスモークを使い、本当のロケット発射を見ているかのよう。
(音がかなり轟音なので、大きい音が苦手な人は注意)

関西国際空港エリアでは、飛行機が自動で離陸・着陸している様子が見れます。
5周年記念のミニツアーで聞いたところによると、滑走路には固まると磁石になる特殊な塗料が使われていて、飛行機の前輪についている磁石で塗料に沿って動くのだとか。
それでもたまに脱線してしまうので、バックヤードからモニターで常に飛行機を監視し、問題があればスタッフさんがなおしに行くそうです。
たまに普通の飛行機に混じって、エヴァンゲリオンカラーの飛行機も飛びます。
1日数回しか飛ばないそうなので、見れたらラッキーかも!?
5周年記念というだけあって、世界の街エリアでは記念列車が走っていました。
クリエイターズ・ギャラリーではミニチュア・アーティストの作品が展示。気に入った作品は購入も可能
スモールワールズTOKYOでは、通常の展示のほかにクリエイターズ・ギャラリーという個人の作家さんの作品を展示しているエリアもあります。
クリエイターズ・ギャラリーはファンタジー感マシマシで、こちらも見ていて楽しいです。

しかも作品には値段がついていて、気に入った作品は購入もできます。(一部非売品あり)
「夕ぐれ街」というこちらの作品は、お値段なんと100万円。

こういうのがポンと買える金持ちになりたい……。
疲れたら関西国際エリアのラウンジでゆったり休憩
歩き回っていて疲れたら、関西国際空港エリアのラウンジで休憩ができます。
空港のラウンジをイメージしたフロアには、座り心地抜群のソファーが並べてあります。
照明も暗めで、リラックスできます。
壁際にも遊び心が満載!
スモールワールズTOKYOに行ったら、ぜひ壁際にも注目してみてください。
かわいいミニチュア作品が額に入れて飾られています。

ほかにも、柱や階段の手すりにスモールワールドの住人がいたりと、空きスペースにも遊び心が満載です。

ミニチュアをじっくり見ながら謎解き! スモールワールズ ミステリーラリー
場内では、「スモールワールズ ミステリーラリー」という謎解きがやっていたので、購入してみました。
800円で、ミニ双眼鏡がついています。
双眼鏡を使わないと解けない謎解きもあるんだとか。
冊子には、スモールワールズの5つのエリアで解く謎解きが記されています。
ミニチュアの中から冊子に描かれているものを探して解く系が多かったです。
対象がそのまま示されているのではなく、ちょっと頭を使ってひねらないといけない謎解きも。
謎解きの難易度は高くないのですが、混んでいて目的の場所を探すのが大変でした。
かなり狭いところにもあるので、歩き回って「探しても見つかん!」と思ったら単純に人がいて見つけられなかっただけで、後で人がいなくなった時に見つかったり。
17:00くらいからちびっ子連れのファミリー客が減って展示が見やすくなるので、大人は夕方くらいから行くのもいいかも。
夜は19:00くらいまでやっています。
日によって閉館時間が違うこともあるかもしれないので、公式サイトでご確認ください。
営業カレンダー(スモールワールズTOKYO)
色を使う謎解きもありましたが、場内の照明が暗くて色が判別しにくかったところもありました。
照明は関西国際空港エリア(ラウンジではなく展示室の方)や、レジがある3Dプリンターエリア、ワークショップエリアが比較的明るかったです。
双眼鏡を使う謎解きは、私の視力が悪すぎて付属のミニ双眼鏡(3倍)だとまったく見えなかったので、スマホのカメラを最大ズーム(20倍)にしてギリギリ見えました。
スマホ持っていなかったら詰むところでした。危ない危ない。
途中ミニツアーに参加したり、ご飯を食べたりしながらして4時間くらいでクリア。
寄り道しないで謎解きに専念すれば2時間くらいでも終わりそうですが、混雑状況によっては人が多すぎて謎が見えないということもありえるので、多めに時間を取っておくのがよいかと思います。
クリアすると、ミニチュアの王冠がもらえます。
記念品があると嬉しさ倍増ですね。
2025/9/16(土)からはミステリーラリーをさらにパワーアップした新作「秘密の街と小さな招待状」が開始されました。
ミステリーラリーはキットのみで解けましたが、新作はLINE登録必須のためスマートフォンが必要になります。
満点の星空にいるかのようなミュージアムカフェは雰囲気抜群&良コスパ
スモールワールズTOKYOの2Fにあるミュージアムカフェは、内装がとってもオシャレ。
青い電球が天井から吊り下げられ、まるで満点の星空の下にいるかのような気分が味わえます。
壁の片側が鏡になっているため、実際よりも広く見えます。
壁の反対側は、大きめのステージがあります。
すこしピークをはずして14:00くらいに行きましたが、それでも注文してから料理が出てくるまで1時間待ちでした。
レシートに呼び出し番号が印字されており、出来上がったら番号で呼ばれます。
店内には6人掛けの大きなテーブルが30個くらいおいてあって、座る場所には困らなかったです。
待ち時間が長いので、先に注文だけして10分くらい前まで展示を見に行ってもよさそう。
カフェの中にも遊べる展示があります。
ゴーゴーミュージアムカレー(900円)に、ヒレカツ(500円)をトッピング。
トッピング抜きでも、900円でこのボリュームならかなりコスパ良し。
ミニミニカレーがついてくるというキャンペーンをやっていたはずですが、ついてなかったですね……。
後から気づきました。
以上、スモールワールズTOKYOの感想レビューでした。
最初は開場の9:00から午前中いっぱいくらい見てまわるか~ぐらいのつもりだったのに、気がついたら17:00まで居座っていました。
展示を見るだけなら2~3時間でもいけそうですが、ワークショップもやりたい、謎解きもやりたいだと1日いても時間が足りません。
写真も300枚くらい撮っていて、整理が大変でした。
1日遊べて大満足だったのですが、キャンペーン価格があまりにもお得すぎて通常価格(3,200円)ではちょっと行きづらいなとも思いました。
6周年の時は666円キャンペーンをやったりするのだろうか。