屋内レジャー

漫画喫茶に宿泊するときの準備・注意点まとめ

この記事では、じっさいに漫画喫茶に宿泊した経験をもとに、漫画喫茶に宿泊するときの注意点をまとめました。

漫画喫茶 個室
女ひとりで漫画喫茶に一晩宿泊してみた 以前、泊まれる本屋というコンセプトのお店を見たことがあって、「本に囲まれて寝るのっていいなぁ」と思っていました。 ...

漫画喫茶の部屋(シート)の種類

漫画喫茶には席の種類が複数あるのが普通です。

お店によって細かい違いはありますが、だいたい4、5種類くらいあります。

宿泊する場合は、基本フラットシート(イスがなくてマットみたいなのが敷いてある部屋)席になります。

オープン席・ラウンジ席
部屋ではなく、カフェみたいにお店の中に置いてある机と椅子に座って漫画を読める席。
フラットシート席
床にマットが敷かれてるイスのない席。
靴をぬいであがります。
リクライニング席
イスが倒せるようになっている席。
価格はほかの部屋より高め。

漫画喫茶の選び方

  • 個室(鍵つき)制のところを選ぶ

    漫画喫茶に宿泊するなら、鍵つきの個室制の漫画喫茶がおすすめです。

    過去には仕事帰りに漫画喫茶で勉強していたサラリーマンが刺殺される事件もありましたし、板でしきられているだけの鍵のかからない漫画喫茶は身の危険を感じます。

  • 女性の場合、女性専用フロアがあるところだと安心度が高い

    最近は女性専用フロアのある漫画喫茶も増えています。

    女性専用フロアのある漫画喫茶だと、シャワー室も女性専用のものがある場合が多いので安心です。

    共同フロアだと、シャワー室が男子トイレのすぐ横にあったりするような場合があります。

  • できれば個別空調があるところがよい

    漫画喫茶によって、部屋ごとにクーラーが設置されている店と、空調設備がフロアごとの場合があります。

    フロア単位でしか空調設備がないところだと、暑すぎたり寒すぎたりする場合があります。

  • そもそも漫画喫茶じゃないとダメなのか?

    漫画喫茶に泊まる前に、漫画喫茶に泊まりたい理由も1度考えてみましょう。

    値段が安いから……といっても、カプセルホテルの安いところだと、あまり変わらなかったりします。

    民泊も安いところだと1泊3000円くらいのところもあります。

    ほんとうに漫画喫茶にしたほうがいいのか、よく考えてみましょう。

漫画喫茶に泊まるのに持っていくもの

ドライヤーや歯ブラシなどのアニメティ品は、漫画喫茶によって変わります。

シャワー室が有料のかわりに、ドライヤーなどのアニメティが無料のところ。
長時間利用の場合シャワー室代は無料だけど、バスタオルくらいしかつかないところなど、漫画喫茶によってバラバラです。

まずは泊まりたい漫画喫茶のホームページでチェックしてみましょう。

アニメティがつかなくても、カウンターで有料レンタル・販売している場合が多いので、荷物の量と相談して持物を決めるとよいです。

  • 着替え
  • ビニール袋

    着替えた下着などを入れるのに使います。
    コンビニのレジ袋はけっこう音がするので、プールに行くときにつかうようなナイロン製のものだと音がしなくてよいです。

  • バスタオル

    アニメティとしてついている、または無料レンタルしている漫画喫茶が多いです。

  • ボディタオル
  • ヘアブラシ
  • ドライヤー
  • 歯ブラシ
  • 耳栓

    寝ているときに空調機の音が響くので、耳栓があると寝やすいです。

  • マスクなど喉ケア商品

    漫画喫茶に泊まると、ノドがめちゃくちゃ痛くなります。

    換気扇はまわっていますが、漫画喫茶の個室は窓がないところが多いので、空気がよどんでいる感じがします。

    とくに寝ている最中と寝起きはノドが痛くなるので、喉ケア商品があるとよいです。

  • (女性の場合)生理用品

シートに直接肌がふれるのが気になる場合は、薄手のシーツかブランケットを持っていって敷くのもいいです。
上にかけるブランケットは、お店で借りられます。

快眠度をあげるなら、寝袋の持ち込みが1番いいかもしれません。

漫画喫茶に宿泊するときの食事

  • 外食する
  • コンビニなどで買って持ち込む(持ち込みOKな場合)
  • フロントでカップ麺などを買う

    フロントでインスタント食品を売っているお店は多いです。
    価格はスーパーよりかは割高なので、持ち込み可の場合はあらかじめ買っておくと○。

  • フードメニューを頼む

    ラーメンとかパスタとかフライドポテト的なフードメニューを出している店は多いです。
    値段も500円〜800円くらいとリーズナブル。

    部屋に設置してある電話で頼むだけなのでお手軽。

    お会計は漫画喫茶を出るときに支払います。

    食器は、フロントの近くにある返却口に返します。

シャワー室の利用方法

30分200〜300円くらいでシャワー室を借りれます。
使うときはフロントに電話します。

「どこのシャワー室を使ってください」と言われるので、案内されたシャワー室を使います。

シャワー室がいっぱいの場合は、シャワー室が空きしだいフロントから部屋に備えつけの電話に、電話がかかってきます。

シャンプー・リンスは備えつけの場合が多いですが、バスタオルは有料のところがたまにあります。

漫画喫茶に安全に泊まるために

  • 地震や火災に備えて、非常口・避難経路を確認しておく

    部屋の壁や扉などに避難経路が書かれた紙が貼ってあります。

    災害時はエレベーターが使えないので、階段の位置は要チェックです。

  • 夜遅くに部屋の外に出ない

    騒音はトラブルの元になるので、夜はおとなしく過ごしましょう。

    私が漫画喫茶に泊まったときは20時30分くらいになったら読みたい漫画を5、6冊持っていって部屋で読む→就寝としていました。
    1冊30分で読み終えたとしても、6冊あれば3時間はもちます。

    漫画喫茶は、朝の5時くらいからナイトパックで泊まった人たちが退出して、あわただしくなります。

    こちらも自然と朝はやくに起きてしまうので、「ちょっと早めかな?」 と思うぐらいの時間に寝ると、睡眠時間を確保できておすすめです。

  • パソコンを使う場合は、セキュリティに気をつけて

    漫画喫茶のパソコンに、個人情報を盗むソフトを仕掛けて不正アクセスをするような事件が起きています。

    インターネットカフェを利用する際の注意(警視庁ホームページ)

    漫画喫茶のパソコンは、再起動時に設定を初期化するしくみになっていることが多いですが、設定自体をいじられていたら意味がありません。

    インターネットバンキングやショッピングサイトは使わない、パソコンの持ち込みが可能な場合は自分のパソコンを持ち込んで作業する……など自分で気をつけて使いましょう。

まとめ

寝るところとしては快適とはいいづらい漫画喫茶ですが、時間のある時に漫画を読んだりできるのは魅力ですよね。

きっちり準備して快適にすごしましょう。