HTC VIVEを使うときに、まずベースステーション(センサー)を壁に取りつける必要があります。
この記事では、HTC VIVEのベースステーションの設置方法を解説します。
ベースステーション設置以外のHTC VIVEの設定方法はこちら。
HTC VIVE購入後のセットアップ方法
ベースステーションの設置条件
- 部屋の対角線上に2つのベースステーションを設置
- ベースステーションの距離は5m以内
- できれば床から2m以上高い場所に設置
- 30度〜45度下向きにする


「できれば床から2メートル以上高い場所に設置」とありますが、うちではそんなに高さが取れなかったので180cmくらいのところにつけましたが、問題なく認識しています。
たまにベースステーションのファームウェア(プログラム)の更新をする時があります。
ファームウェア更新時は台から取りはずしてパソコンと接続する必要があるため、つけはずしがしやすい場所がいいと思います。
ベースステーション設置するときにあるといいもの
- 脚立
- 手袋(素手でさわると指紋がめっちゃつく)
- 延長コード×2
- 電動ドライバー(壁にネジ止めする場合)
ベースステーションの設置方法

HTC VIVEのセットアップ画面では3種類の取り付け方法が提示されています。
- 同梱のマウント(台)をネジで固定する(壁に穴を開ける必要あり)
- 三脚・ライトスタンドに設置
- クランプ(締め具)で固定する
三脚は高くしようとすると脚を広げないといけないし、脚を広げると場所をとるうえに安定性が悪くなるので、使うなら三脚よりもライトスタンドの方がおすすめです。
うちは壁に穴を開けてもいいとのことだったので、同梱のマウント(台)を壁にネジ止めする方法にしました。
初回はベースステーションを認識させたあと、ファームウェアの更新をするために1回取りはずすことになるので、1回めの設置はわりと適当でも大丈夫です。
最初に完璧な角度で設置して「やったぜ」と思っていたら、ファームウェア更新ではずしてくださいっていわれて悲しかった(笑)
ベースステーションの設置方法は、HTC VIVEに同梱されている「ベースステーション設置ガイド」という紙のマニュアルに詳しく書いてあります。
付属のネジは電動ドライバーを使っても入っていかなかったので、家にあった小さめのネジで固定しました。
手でネジ止めするのは大変なため、電動ドライバーを使うと便利です。
マウントを取りつけたら、マウントにベースステーションをセットします。
ベースステーションのマウントのネジを差す穴は2ヶ所ある(背面と下の面)ので、角度が調整しやすい方を差して回します。
マウントの先端についているネジ(ウィングナット)をしめて、角度調整して固定したら設置完了です。
B1というタグがついたベースステーション用の電源を、背面に差します。
電源をつけた時に、ベースステーションのフロントパネルが「b」と「c」になっていることを確認します。
特にいじっていなければ、最初からなっているはず。
Aが表示されている場合は、背面のチャンネルボタンを押して「b」と「c」になるようにします。

部屋の配置はこんな感じになりました。
ベースステーションの電源コードが短いので、延長コードは必須ですね。
実際のVR部屋はこんな感じ。

とりあえず置いただけでいろいろと汚いので、あとでちゃんとキレイにします。