タブレットからWindowsのPCを操作できたら便利だと思って調べて設定してみました。
iPad mini4、Windows7のPCでやりましたが、手順はAndroidでも同じです。
必要なもの
- リモート接続が可能なPC(Windows7ならProfessionalエディション以上)
- Microsoft リモートデスクトップアプリをインストールしたタブレットなど
エディションはコンピューターを右クリック→プロパティで確認できます。
PCの設定
リモートデスクトップを有効にする
エディションの表示されている画面(コンピューターを右クリック→プロパティ)から、システムの詳細設定→[リモート]タブで、「リモートデスクトップを実行しているコンピューターからの接続を許可する」を選択します。
※OSがWindows7 Home Editionだとリモートデスクトップの設定が出てきません。
ホスト名(コンピューター名)を確認する
リモート接続する時にIPアドレスかホスト名(コンピューター名)が必要になるので、調べておきます。
エディションの表示されている画面(コンピューターを右クリック→プロパティ)の下に、コンピューター名が表示されるのでメモしておきます。
タブレットの設定
Microsoftリモートデスクトップアプリをインストールします。
アプリを立ち上げて、右上の「+」ボタンをタップ。
次の画面で「デスクトップ」をタップし、調べておいたホスト名(コンピューター名)を入力します。
今回リモート接続するのはデスクトップじゃなくてノートPCだったりしますが、ノートPCの場合でもデスクトップを選びます。
Androidだとなぜか最初英語になっていて、確認画面がiOSより1個多かったですが、1度設定したら日本語になりました。
リモートPCに接続できませんと出た時の対応方法
ここまでやってつないでみたら、エラーになりました。
リモートPCに接続できません。
リモートデスクトップが有効になっていること、リモートPCの電源が入っていること、ネットワークで使用できることを確認し、もう一度やり直してください。
PCのリモートデスクトップの設定画面をよく見ると「リモートデスクトップをWindowsファイアウォールの例外として有効にする必要があります」というメッセージが。
デフォルトの設定だと、ホームネットワーク・社内ネットワークではリモートデスクトップは許可されていますが、パブリックネットワークは許可されていません。
ネットワークの場所がパブリックネットワークになっていたので、 ホームネットワークにしました。
コントロールパネルから、ネットワークとインターネット→ネットワークと共有センターを開きます。
パブリックネットワークのところをクリックして、ネットワークの場所の設定で「ホームネットワーク」をクリックします。
再度接続してみると、今度は接続に成功。
ホスト名(コンピューター名)で失敗するときは、IPアドレスで試してみるといいかも。
ただし固定IPじゃない場合、IPアドレスが変わると再度アプリの設定が必要になります。
リモートデスクトップの操作
マウスカーソルあり・なしの2種類の操作が選べます。
設定を変更するには、画面上部の設定アイコンをクリックします。
マウスポインターモード
スライドでマウスカーソルを移動し、カーソルをあわせてタップすると、クリックになります。
タッチモード
画面をタップすることで、タップしたところをクリックできます。
フォルダはタップすると選択状態になり、ダブルタップで開きます。
長押ししてから指を離すと、右クリックになります。
使ってみた感想
慣れるまでは操作が難しく大変でしたが、タッチモードにしたらわりと直観的に操作できました。
タップしてから反応するまでがもたつくことがありますが、それほど動きの激しいことはしないので許容範囲内。
また、1度接続し直すとよくなる場合もありました。
PCのゲームを起動して、タブレットで遊ぶこともできますよ。(これがやりたかった)
iPadは画面も大きめなのでクッキリ見えます。
ただ、ゲームによっては全画面になってくれなくて、自分でサイズをあわせないとダメなやつもありました。
ノベルゲームは1度画面サイズを調整してしまえば、あとはメッセージ送りを自動でできるのでその点は楽です。