家族が『モニャイの仮面』というボードゲームを買ってきました。
ニコニコ動画の広告でみたらしい。
モニャイという言葉の響きと、月刊ムー公認というあやしさ満点のパッケージ。
モニャイの仮面って、どんなゲーム?
プレイヤーはVRゴーグルをかぶって探索する人、探索者の情報をもとに地形パーツで遺跡の地図を作っていく人にわかれます。
遺跡の中にはラパラパという生物がおり、正しい地図を完成させてラパラパをゴールまで誘導するのが目的です。
専用アプリをインストールしたスマホを、付属のVRゴーグルの中にセットして遊びます。
タブレットはサイズ的にVRゴーグルに入らないので、タブレット派の人はタブレット用サイズのを自作するか、スマートフォンを持っているお友達を誘いましょう。
モニャイの仮面
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探索する人は1回ずつ交代していきます。
ステージのサイズが小さめの場合では4回、ふつう・大きめでは6回探索したら終了です。
モニャイの仮面の準備
まずは紙製のVRゴーグルを組み立てます。
最初の組み立ては時間がかかるので、初めて遊ぶ時は時間に余裕をもっておくとよいです。
あとスマホの充電は忘れずに。
『モニャイの仮面』にはセーブ機能はないので、ゲーム途中で充電が切れると最初からになります。
3人でプレイして、プレイ時間は約30分~1時間。
1回のプレイでスマホの充電は10%~20%くらい減りました。
組み立てが終わったら専用スマホアプリを起動して、ステージのサイズ・探索の制限時間・ロスタイムの回数・ヒントカードの有無・チャレンジカードの有無を選択します。
探索の制限時間
探索フェイズ(VRゴーグルで景色を見る時間)の制限時間を設定できます。
30秒、60秒、90秒、無制限から選択できます。
デフォルトは60秒です。
ロスタイムの回数
すべての探索の終わったあとに、うまく地図がつながらなかったり不明なところがあった場合、再度探索したい番号を選んで確認することができます。
0回~3回まで設定できます。
ヒントカードの有無
ヒントカードをありにすると、最初から使う陸パーツがわかった状態で始められます。
チャレンジカードの有無
チャレンジカードをありにすると、探索の際にチャレンジカードに書かれた内容をプレイヤー全員で実行します。
カードの内容は、「ゲームに参加している全員はラパラパ語(ラパ、ラパパ、パー)しか話せない」といったユニークなものから、「マップを組み立てる人は探索中、目をつぶり話を聞くだけ(地図は探索が終了してから組み立て、探索した人は地図の作成に参加できない)」といった難易度が激増するものまで全12種類。
すべての設定が完了したら、スマホをVRゴーグルにセットします。
セットがゆるいと探索時に水中に潜る動作でジャンプした時にスマホが飛び出して落下するので、しっかりセットしないと危ないです。
下にクッションを敷いておくといいかも。
モニャイの仮面のゲームの流れ
最近海に行った人、または年長者から探索をはじめます。
探索者はVRゴーグルをかぶり、「1」の番号が書かれた像を見つめます。
数字が見つからない場合は、ふだんの目線よりちょっと上をみると見つけやすいです。
数字を見つめていると、画面が探索画面に切り替わります。
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探索フェイズ
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モニャイ会議
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最終モニャイ会議
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答え合わせ
VRゴーグルをかぶっている人が、探索を行います。
最初は水の上にたっているので、周囲の通路の状態や、ラパラパの有無をほかのプレイヤーに伝えます。
ラパラパがいた場合、その形を覚えておきます。
ジャンプをすることで水中にもぐることができます。
水中にの部屋には像があるので、それぞれの位置と色を伝えてほかのプレイヤーにパーツを組み立ててもらいます。
部屋と部屋がつがなっている場合もあり、制限時間短め、チャレンジカードありにすると、カオスな状況になってきます。
探索が終わると、プレイヤー全員で、いま作ったマップが正しいかチェックします。
ラパラパがいた場合は、探索者は付属の粘土でラパラパの形を作ります。
最初に探索した地図と次に探索する地図がつながっているとは限らないので、探索ごとにバラバラに地図をつくって、あとで合体することになります。
すべて終わったら、次のプレイヤーが探索を開始します。
探索とモニャイ会議を繰り返すと、探索した分だけ地図ができていきます。
すべての探索が終わったら、別々につくっていた地図をすべて合体します。
像の色などかから地形のつながりがすぐわかることもあれば、見た景色だけではわからず、法則から推測しなければいけない場合もあります。
ロスタイムをありにした場合、わからないところを再度探索して確認することができます。
ここが慣れないと難しく、正解とはぜんぜん違うつなげ方をしてしまうことも。
ステージサイズ:ノーマルでプレイ中。
ラパラパの形はゲームごとに自動生成されます。
頭がエノキみたいなラパラパは細かいパーツを作るのが難しいので、お弁当のピックで代用w
最後に、答え合わせを行います。
アプリの指示にしたがって、ラパラパを動かしていきます。
正しく地図が作れていれば、ラパラパが1か所に集まってゲームクリアとなります。
プレイ結果(プレイ人数3人)
回数 | プレイ時間 | ステージサイズ | 探索の制限時間 | ヒントカード | 結果 | コメント |
---|---|---|---|---|---|---|
1回目 | 35分 | 小さめ | 無制限 | なし | 失敗 | 3体いるラパラパのうち、2体の形がひじょうに似ていたためラパラパを誤認。 通路のつながりを間違えた。 |
2回目 | 1時間15分 | 小さめ | 無制限 | あり | 失敗 | 探索で通路を見落としたため、地図をうまくつなげられなかった。 |
3回目 | 25分 | 小さめ | 無制限 | あり | クリア | 見えている景色をつなげるだけで、あっさりクリア。 |
4回目 | 1時間 | ふつう | 90秒 | あり | クリア | 情報量が多いおかげで、小さめの難しいパターンより簡単だった。 |
プレイした感想
『モニャイの仮面』は、プレイヤー同士で競うのではなく、ぜんいんで協力しあって目的を達成するゲーム。
平和にプレイできます。
最後に探索で作ったそれぞれの地形をつなげるところでは、みんなであーでもない、こーでもないと話し合って地図を作っていくのは楽しいです。
ラパラパも鳴き声が可愛くて、なごみます。
地形パーツがちっちゃいので、積極的な人とおとなしい人がいっしょにプレイすると積極的な人ばっかり地図を作っていて、おとなしい人が見てるだけ……なんてことになりがちなので、あるていど慣れている人がパーツを渡して誘導してあげるとよさそう。
ボードゲームガチ勢には刺激がたりなくて物足りないかもしれませんが、ゆるーくやれるので、普段あまりボードゲームしない人でも楽しめます。
ラパラパを作るための付属の粘土がガムのようないい匂いがするので、お子さまやペットがいるご家庭では遊ぶ時に注意した方がよいです。
プレイ中に細かい地形パーツをまとめておくには、梅皿が便利です。
もともとは絵具を小分けに出すためのもので、画材屋さんなんかに売っています。
100円ショップにもあるはず。
ルール補足
説明書に書かれているステージの法則がちょっとわかりづらい部分があるので、補足。
「1つの陸タイルに隣接している像はすべて同じ表情(色)」という法則があります。
この法則だと、通路と通路は隣あわない気もしますが、通路と通路が隣りあうのはOKみたいです。
通路と通路が隣接する部分(矢印のところ)は、通路Aの黄色と通路Bの緑がかぶるけど、これはあり。
これがわかるまで、なかなか正解がわからずに大変でした。