ブログ・WordPress

見ためだけじゃない! WordPressのテーマ変更で変わること

WordPressのテーマって、たくさんありすぎてどれを選んでいいか迷いますよね。

私はむかし、ライブドアブログやFC2ブログ、Seesaaブログなどの無料ブログをやっていせいで「テーマ? ああ、デザインを変えるやつね」ぐらいにしか思っていませんでした。

じつは、Wordpressのテーマって見ためだけじゃなく、記事の書きやすさにも影響するんです。

はじめて有料テーマを買ったときは、「えっ、ここまで変わるの?」と、とてもビックリしました。

この記事では、わたしが実際に使ったことのあるテーマを例にテーマ変更によって変わるものをご紹介します。

テーマ変更は見ためだけじゃなく内部の機能にも影響がある

無料ブログだとテンプレートを変更しても見た目しか変わらないですが、Wordpressのテーマは、管理画面(ダッシュボード)のメニューだったり、投稿画面の機能にも影響します。

この記事では、以下のWordpressテーマを使って、テーマ変更がどこまで影響するのかを説明します。

  • WordPress初期テーマ「Twenty Seventeen」
  • 無料Wordpressテーマ「Cocoon」
  • 有料Wordpressテーマ「JIN」
  • 有料Wordpressテーマ「Diver」

WordPressテーマ変更で変わるもの

見ためのデザイン

1番わかりやすいところですが、デザインはあとからでも調整できるので、それほど重要ではないと思っています。

  • Twenty Seventeen(初期テーマ)

    WordPressをインストールした直後の初期テーマ。
    画像が大きい(笑)
    初期Wordpressテーマのデザイン

  • Cocoon(無料テーマ)

    シンプルで使いやすいことで定評のある無料テーマ・Simplicityの後継テーマです。
    シンプルな良さはそのまま。
    無料WordpressテーマCocoonのデザイン

  • JIN(有料テーマ)

    デフォルトはシックな色あいですが、着せかえ機能によって可愛い系の見ためにもできます。

    このブログのテーマもJINを使っています。
    ほかのデザインの種類を知りたい人は、JINの公式サイトをご確認ください。
    JIN公式サイト
    有料WordpressテーマJINのデザイン

  • Diver(有料テーマ)

    新着記事の左上につくNewマークがおしゃれ。
    色合いもカスタマイズ画面からかんたんに変更できます。

    ほかのデザインの種類を知りたい人は、Diverの公式サイトをご確認ください。
    Diver公式サイト
    有料WordpressテーマDiverのデザイン

管理画面(ダッシュボード)のメニュー

有料テーマと無料テーマでけっこう差のつく部分です。

  • Twenty Seventeen(初期テーマ)

    初期テーマのメニュー。
    いつも見ているやつですね。
    初期テーマのダッシュボード

  • Cocoon(無料テーマ)

    メニューは初期テーマから大きな変更はありませんが、Cocoon設定というメニューが追加されており、いろいろな設定をカスタマイズすることができます。
    無料WordpressテーマCocoonのダッシュボード

  • JIN(有料テーマ)

    JINのダッシュボード。 いっきにメニューが増えました。

    JINはアフィリエイト向けのテーマなので、「CTA」「広告管理」といったアフィリエイトに便利なメニューが追加されています。
    有料WordpressテーマJINのダッシュボード

    CTA(コールトゥアクション)とは
    記事を読んだ人に取ってもらいたい行動(商品の購入やSNSのフォローなど)をうながすためのテキストや写真のこと。
  • Diver(有料テーマ)

    Diverもアフィリエイト向けのテーマ。

    「CTA」「LP」「共通コンテンツ」などのメニューが追加されています。
    有料WordpressテーマDiverのダッシュボード

    LP(ランディングページ)とは
    商品やサービスを売るための、1枚の長いウェブページのこと。

投稿画面の機能

お次は投稿画面を比較してみましょう。
ブログを書いていたら毎日のように開く画面だけに、違いは大きいですよ。

  • Twenty Seventeen(初期テーマ)

    とくに可もなく、不可もなく……普通の投稿ページです。
    初期テーマの投稿画面

  • Cocoon(無料テーマ)

    記事タイトルのところに文字数カウントが追加されていたり、本文の入力画面下にSEO設定が追加されていて、利便性があがっています。
    無料WordpressテーマCocoonの投稿画面

  • JIN(有料テーマ)

    目をひくのは、本文の入力欄の下にあるボックス欄です。
    JINでは本文を装飾するためのボックスが21種類も用意されています。

    ボックス欄の下にはSEO設欄もあります。
    有料WordpressテーマJINの投稿画面

    スクリーンショットでは切れてしまっていますが、じつは投稿画面のサイドバーもカスタマイズされていて、広告やプロフィールの表示/非表示が記事ごとにワンタッチで設定できるようになっています。

    エディタのアイコンも初期テーマから変わっていて、ランキング表や吹き出しの会話もボタン1つで挿入できます。
    有料WordpressテーマJINのビジュアルエディタ

  • Diver(有料テーマ)

    特徴的なのはメディアを追加ボタンの横にある「入力補助」と「関連記事」です。

    入力補助はボタンを押すとポップアップでメニューが出てきて、レビュー用の★(5段階)やQ&Aなどの挿入ができます。
    有料WordpressテーマDiverの投稿画面

    関連記事は文中にほかのページへリンクを貼るのに使います。

    ブログの内部リンクを貼るとき、いちいち記事のURLを調べるのが面倒なんですよね。

    Diverの関連記事だと、いままでに書いた記事を検索して検索結果から選んで挿入できるのでものすごく便利です。

カスタマイズ画面

最後は外観の設定を変更できるカスタマイズ画面です。

  • Twenty Seventeen(初期テーマ)

    いつものやつです。
    初期テーマのカスタマイズ画面

  • Cocoon(無料テーマ)

    Cocoonでは設定をカスタマイズ画面ではなく、管理画面のメニューのCocoon設定から変更するようになっているので、ここでの画面はかなりシンプルです。
    無料WordpressテーマCocoonのカスタマイズ画面

  • JIN(有料テーマ)

    カスタマイズできる項目が多く、HTMLやCSSがわからなくてもカスタマイズしやすいのが特徴です。
    有料WordpressテーマJINのカスタマイズ画面

  • Diver(有料テーマ)

    こちらもカスタマイズできる項目が多いです。
    有料WordpressテーマDiverのカスタマイズ画面

無料テーマは見ためのみ、有料テーマは内部の機能まで変わるものが多い

無料のWordpressテーマで機能までガッツリ変わるものはあまりなくて、見ため変更+ちょっとした機能の追加が多いです。

有料テーマは高いだけあって、いろいろな機能が追加されるので、使っていてものすごく便利。

ブログの記事が書きやすくなる→結果、ブログが書くのが楽しくなるというおまけつき。

「テーマ変更=デザイン変更」だと思いこんでいて、あとで有料テーマを使ったときに「もっと早く使っていればよかった!」となるまでが、Wordpress初心者あるあるです(笑)

まとめ:Wordpressのテーマは、見ためよりも機能で選べ!

見ためはHTMLとCSSを勉強すれば自分でもカスタマイズできるけど、投稿の補助機能といった管理画面の機能は自分では作りづらいですよね。

有料テーマは1万〜2万円くらいするので迷うかもしれませんが、使うとブログが書きやくなって書くこと自体が楽しくなるので、おすすめですよ。

一眼レフカメラで写真とか撮りはじめるとレンズ1つで10万円とか使うし、趣味で1万円って、めっちゃ安いですからね。

有料テンプレートはまだ2つしか使ったことありませんが、自分を売っていくようなブランディング用のブログにはJIN、記事数が多めの大規模な情報サイトにはDiverが向いていると思います。

ここで紹介した有料テーマの機能はごく一部なので、詳細はテーマの公式サイトを見てください。