暮らしのお金

一軒家(築30年以上)の修繕費が高すぎて笑えない

田んぼの中の家
※写真はイメージです。

築37年の一軒家に住んでいますが、ここ6年間で家の修繕費が300万円近くかかってます。
急な出費をしいられて、金銭的にも精神的にもダメージがきます。

これから家を買おうかと思っているかたの参考になるかもしれないので、これまでに行なった一軒家の修繕例をご紹介します。

玄関ドアがしまらなくなる

家は建てた時の状態がもつわけではありません。
時間がたつにつれて、ゆがんでいくこともあります。

そうしたゆがみの影響が、ほかの場所に影響することもあります。
うちの場合は、玄関ドアがしまらなくなりました。

いくらうちが「うちでとれたから、どうぞ〜」なんて出勤前にご近所さんから長ネギを渡されるくらい田舎だからって、さすがに玄関をあけっぱなしというわけにはいきません。
(ネギは家においてから出勤しました)

地元で有名な大手建設会社に見積もりを取ったら、70万円とけっこうな額。
ほかにも探してみたら、半額ぐらいでやってくれるところが見つかりました。
相見積もりは超大事。

安いから品質が悪いということもなく、6年たった今でも大丈夫です。

品名 価格(円)
玄関ドア 33万1543

お風呂場のタイルが盛りあがる

最初はすこしポコってなっているくらいだったから放置していましたが、しだいに盛りあがりが大きくなってきて「やばいよね」ってことで修理。

おそらくタイルだけじゃなく、内部も腐っているだろう取りかえた方がいいでしょ、ということでユニットバスにして、ぜんぶ取りかえることに。

家が古く、いまのユニットバスの規格とあわないので浴槽の入口の壁を切って大きさをあわせたり、洗面所の床の高さをあわせるためにベニヤ板を貼ってもらったりと大工事になりました。

工事は1週間くらいかかりました。
工事中はお風呂に入れないので、銭湯に行ってました。

品名 価格(円)
浴槽工事前金 26万4000
浴槽工事完工金 61万6000
浴槽工事追加代金 5万5000
合計 93万1000

お風呂の内部の壁の木の柱が腐っていたので追加代金かかりました。

ハクビシン襲来

8月の中旬くらいに寝室の天井から、足音が聞こえるようになりました。
Googleで「天井」「足音」で検索してみると、原因として考えられるのはネズミ、ハクビシン、アライグマ、イタチなどがいるようです。

害獣業者さんに電話をして見てもらった結果、ハクビシンだとわかりました。
関東地方の中でも、千葉県はとくに多いみたい。

業者さんには穴をふさぐ工事、消毒、ハクビシンを追い払うための燻煙剤(忌避剤)のセットでやってもらいました。

品名 価格(円)
害獣駆除作業
(全3回)
12万5000

サンルームの屋根撤去&外装工事

サンルームの屋根も穴が空いていて雨漏りがしていたので、こちらも対応することに。
問いあわせをすると、注文住宅で規格があわないので特注になるし、高くつくとのことで撤去することになりました。

工事のために足場を組む必要があるのですが、足場を組むにも費用が20万くらいかかります。

どうせ足場を組むなら、と同時に外装もお願いしました。
外装の寿命は10年くらいで、外装をしていないと水がしみてきたりするそうです。

あとハクビシン対策で、屋根の裏側(軒裏天井)を穴があけられない石膏ボードに変えてもらいました。

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品名 価格(円)
足場仮説工事 15万
ベランダサンルーフ解体工事 9万7200
外装塗装工事 59万6790
屋根塗装工事 25万9999
玄関前・化粧柱交換工事 4万2386
雑工事 29万8650
1階・洋室 7万1600
諸経費 7万6073
合計 159万2698

一軒家はお金かかる

総額なんと約298万……!
こうしてみると一軒家はお金かかりすぎで、笑えません。

しかもこれで完璧になおったかと言うとそうでもなくて、トイレ周りの水漏れとか
直さないといけないところはまだ残っています。

うちは家族と同居なので、自分では半額の150万くらいしか払っていないけど、かなりの出費になります。

そしてバカにできないのが、見積りをとったり、業者さんと打ちあわせしたりする時間です。
工事の時には立ち会う必要もあります。

お金と対応する時間を考えたら正直、賃貸の方がお得だと思います。