VRゲーム紹介

弓で戦い、街を探索するアクションアドベンチャーApex Constructをレビュー

人類が滅んだ世界を探索するApex Constructをクリアしたのでレビュー。

めっちゃ面白かったです。

冒険の舞台は、FathrとMothrという2つのAIによって管理されている世界。

しかしFathrとMothrは対立するようになります。

Fathrの声によって目覚めた主人公は、Mothrの作りだしたロボットと戦いつつ世界を探索する……というようなストーリーです。(たぶん)

Apex Constructの遊び方

こちらがタイトル画面。
Apex Construct タイトル画面

画質はデフォルトはMedium(中)になっているので、スペックに余裕があればSETTINGSから変更しておくとよいです。

移動方法も最初はワープ移動のみになっていますが、FREE LOCOMOTIONをONにするとフリー移動できるようになります。
Apex Construct 設定画面

NEW GAMEを選んで、ゲームの設定をします。

難易度はEasy、Normal、Hardの3種類。

難易度を途中で変更することはできません。

とりあえず最初は、Normalでプレイ。
Apex Construct 難易度は3種類(ゲームな内で変更不可)

立位か着席か設定します。
Apex Construct プレイスタイル設定

確認がでるのでOKを押します。
Apex Construct 確認画面

ゲームをはじめると、エレベーターポットのようなところにいます。

左手が機械のようになっています。
Apex Construct 機械の左手を持つ主人公

ボタンを押してエレベーターを動かし、部屋の中へ移動。

コントロールのタッチパッドの上を押すとワープ移動します。

取っ手をトリガーボタンでつかんで開けることもできます。

扉を開けるためのバッテリーを発見しました。
Apex Construct 取っ手をつかんで扉もあけられる

外に出ると、建物がナナメになって倒壊している街が見えます。

いったいなにが起こったのか気になりますね。
Apex Construct 人類が滅びた荒廃した世界

弓を放って敵とバトル!

外を歩いていると、弓が置いてあります。

Steamのストアページでは左利き用設定がないと書かれていましたが、アップデートで追加されたみたいで設定できました。

最初の弓を入手したときに、SWAP HANDを選ぶと、武器を持つ手を変更できます。

設定したらDO NOT SWAPで決定。
Apex Construct 利き手設定

近くに看板を撃って弓のチュートリアルが終わると、敵が出現!

弓を持っている方の手のトリガーキーを押すとシールドがはれるので、防御しつつ敵を倒していきます。
Apex Construct 弓をつかってロボットを倒す

ゲームが進むにつれて、新しいタイプの矢も出てきます。

倒した敵の近くには、青い玉が出現します。

RPというお金のようなもので、回復アイテムを買ったり装備を強化するのに使います。

倒した敵が落としたバッテリーをドアの横にあるボックスにセットすると、扉が開きます。

エレベーターで降りると、しばらく暗転したのち、拠点へエリア移動します。

拠点で準備を整え、ミッションへ

拠点に入るとオートセーブされます。
Apex Construct 拠点でオートセーブ

拠点の奥には、マップ装置があります。

台のうえに乗るとマップが表示され、新しいミッションを受けられます。

ミッションを受けてクリアすることで、ストーリーが進行します。
Apex Construct マップ装置

Apex Construct 新しいミッションを受けてストーリーを進行

ミッションはぜんぶで12個。

マップ装置の奥には武器を強化できる機械も。
Apex Construct 装備を強化することもできる

パスワードを入力してロックを解除

Apex Constructの世界では、あちこちにロックされた扉があります。

4ケタのコードを入力したり、セキュリティカードを探して、扉を開いていきます。
Apex Construct パスワード入力画面

あちこちにパスワードが書かれた紙が落ちているけど、このガバガバセキュリティが人類が滅んだ原因では、と思わざるを得ない。
Apex Construct となりにパスワードを書いた紙が……

ゲーム内には端末があり、テキストコマンドを入力して進むところも。
Apex Construct テキストコマンドを入力して進む場面も

パソコンを操作してファイルを読むことができるのですが、端末ごとに入っているファイルがぜんぶ違っています。

細かく作られているので、攻略とはあまり関係ないテキストまで読んでしまいます。

Apex Constructのクリア後の感想

Steamのレビューでけっこう酷評されていたので不安だったんですが、ふつうに面白かったです。

いろいろアップデートで改善されているみたい?

最初は敵も少ないのですが、中盤以降のステージは敵も強く、気をぬくとあっけなく死ぬような場面もでてきます。

死んでも直前からサクッとリトライできるのがありがたいです。

バグが多いとも書かれていて心配したんですが、ゲーム後半は少し表示バグがあったものの、進行不能になるようなバグはなかったので気になりませんでした。

表示がバグった場合は、1度その場から離れて近づきなおすと直ることが多いです。

ステージ制だけど1ステージがけっこう広く、思ったよりボリュームがあります。

クリアまでは8〜10時間くらい。

弓で戦うのも楽しいし、RPG系のゲームプレイしたい人にはおすすめできます。

日本語化されていないのが残念ですが、クリアするぶんには支障はないです。

Apex Constructのソフト情報

対応機種
機種 対応
HTC VIVE
Oculus Rift
Windows Mixed Reality
PS VR △(※)

※北米ストアで配信。

ソフト情報
項目 内容
ソフト名 Apex Construct
ジャンル アクションアドベンチャー
プレイスタイル 座って使用または立って使用
価格 3090円
日本語対応 ×
VIVE PORT
サブスクリプション
ストアページ

おまけ:Apex Constructがより楽しくなるDOSコマンド知識

Apex Constructでは、DOSコマンドを入力して進むところがあります。

あまりなじみがない人も多いと思うので、詳しく解説します。

DOSコマンドとは、テキストコマンドでパソコンを操作することです。

最初の画面では、現在のフォルダ(C:\)>が表示されています。
Apex Construct DOS画面

>に続けてコマンドを入力できるようになっています。

使えるコマンドdirとopen [filename]の2つ。

壁に貼ってあるので、覚える必要はありません。
Apex Construct コマンドを入力

コマンドを入力してEnterキーを押すと、コマンドが実行されて、自分の打ったコマンドの下に結果が表示されます。
Apex Construct コマンドの実行結果が表示される

dirは、ファイル名の一覧を取得するコマンドです。
dirと入力してからEnterを押すと、その端末にあるファイル名の一覧が表示されます。

上のスクリーンショットでは、「visitor」と「carf」という名前の2つのファイルがあります。

ファイル名がわかったら、openコマンドでファイルを開けます。

open ファイル名を入力してEnterキー。

openとファイル名のあいだにはスペースが入ります。
Apex Construct openコマンドでファイルを開く

ファイルには扉を開くためのコードが書いてあったり、謎解きには関係ない単なるテキストであったりさまざま。

困ったら「dir → Enter」でファイル名の一覧を表示して、「open ファイル名→Enter」でかたっぱしから開いていけばOK。

扉を開くコードは4桁の数字なので、英語が読めなくても数字が出てきたらとりあえず入力しれてみれば開きます。