Viveportサブスクリプションで配信されている「Pixel Ripped 1989」をクリアしたのでレビューします。
VRの中でファミコン風ゲームをプレイするという、レトロゲーム好きにはたまらない内容となっています。
目次
ストーリー
主人公は8bitの世界に住む「Dot」。
ある日Cyblin Lordというモンスターがあらわれ、守られていた「ピクセルストーン(TM)」を盗まれてしまいます。
ピクセルストーンが盗まれたせいで世界中にピクセルが散らばり、8bitの世界は混沌に包まれます。
さらにCyblin Lordはピクセルストーンの力を使って次元を破壊し、ゲームの世界のみならず現実世界にまで影響をあらわすように。
現実世界にいる9才の少女ニコラにゲームをプレイしてもらい、Cyblin Lordを倒しピクセルストーンを取り戻し世界を救うというストーリー。
日本語対応はしていないけど、基本的にはダイアログにテキストで表示されます。
テキストはあまり難しい単語は使われていないので、英語が得意な人ならスラスラ読めるでしょう。
メッセージが自動送りで消えるのが速いのだけがネック。
私はひたすらスクリーンショットを撮りながらプレイして、あとで読みました。
オマージュされた3つのゲーム世界を救え!
ゲーム内でプレイするゲームは、ファミコン風の横スクロールアクション。
3つのゲームの世界を救うという設定で、各ステージはロックマン、魔界村、マリオのオマージュになっています。
ファミコン好きならニヤリとできますね。
ロックマン名物、消える足場もバッチリ再現。
魔界村風のアクションゲーム「Tombz'n Zombies」
細部まで描きこまれたドットがすばらしいです。
最終ステージでプレイするThe Castle。
グラフィックだけではなく、BGMもしっかりマリオ風。
そしてステージの合間に挿入されるドット劇も見ものです。
モーションが細かく作られていて、見ていて楽しい。
先生の注意をそらしながらゲームをプレイ
ニコラが最初にゲームをプレイするのは授業中。
長いあいだゲームをプレイしていると、先生にバレて怒られます。
机の右にある青いストローで紙を投げて騒動を起こすことで、先生の注意をそらすことができます。
ゲーム内で死んでもチェックポイントから再開できますが、先生に3回見つかって ゲームオーバーになるとステージの最初からになってしまうので注意。
ゲーム内の操作だけでなく、周りにも気を配らないといけないのでけっこう忙しいです。
気になったところ
Viveコントローラーでの操作性はあまりよくありません。
Playstation VRでコントローラーでプレイすることを想定してるのかな? という気もしました。
うちの環境だけかもしれないけど下方向にキーが入りにくくて、上下を連続で入力して進むところでは苦労しました。
ゲーム本編は3~4時間くらいで終わりますが、ステージ上に散らばるディスクを集めるコレクション要素があったりと隠し要素がちょこちょこ含まれています。
ただクリア後に「SCHOOL ON NIGHTMARE LANE」というホラーゲーム(?)が始まるのは勘弁してほしかったです。
(恐くてシステムメニューから電源を切ったのでプレイしてません)
Pixel Ripped 1989の感想まとめ
レトロゲーム好きで、多少の操作性の悪さは許容できるという人ならまちがいなく刺さるゲーム。
普通のゲームパッドも使えるので、Viveコントローラーでのプレイが厳しければ持ちかえるのもアリです。
Pixel Ripped 1989のソフト情報
機種 | 対応 |
---|---|
HTC VIVE | 〇 |
Oculus Rift | 〇 |
Windows Mixed Reality | 〇 |
PS VR | △(※) |
※北米ストアで配信。
項目 | 内容 |
---|---|
ソフト名 | Pixel Ripped 1989 |
ジャンル | アクション |
プレイスタイル | 座って使用 |
価格 | 2,570円 |
日本語対応 | × |
VIVE PORT サブスクリプション |
〇 |
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