塔の中を探索しつつ、パズルを解いて戦闘するアクションアドベンチャー「Witching Tower VR」をクリアしたのでレビューします。
パっと見いい感じに見えるけど、プレイしてみるとけっこう残念な部分も多かったです。(おもに戦闘面)
死者の女王に囚われてしまった主人公のAnnaが、塔からの脱出を目指すストーリー。
日本語対応はしていませんが、VRゲームにしてはめずらしくセリフに字幕がついているので、リスニングができなくても理解しやすいです。
恐ろしくも美しい塔を探索
全体的にはダークファンタジーで、おどろおどろしい雰囲気。
拷問されて死んだ白骨死体がゴロゴロしています。

BGMでも遠くから叫び声が聞こえてきたり……。
でも、おともをしてくれるガイコツが陽気なしゃべり方をするので、恐さはまぎれます。
牢屋の壁を爆破して外にでると、女王の住む塔が見えます。
途中、壁をつたって移動するところや、ワイヤーをのばして遠くの仕掛けを操作するパズル要素も。

最初の武器はたいまつしかありませんが、探索を進めるうちに弓や剣といった武器も手に入ります。
ゲームを進めていくと恐いだけじゃなく荘厳な美しい景色もあって、一息つけます。
画質設定が一番上だと重かったので画質を下げたのですが、それでもキレイ。
フィールドの雰囲気は抜群にいいです。
Witching Tower VRの難易度
パズルの難易度はそれほど高くはありませんが、探索でアイテムや仕掛けを見おとしがちで、何度か詰まりました。
鍵などの大事なアイテムは掴んでから手を離すと自動的にインベントリに入ってくれるのですが、入手したと同時にうっかり手を離してしまうと自分ではインベントリに入ったことに気づきにくいです。
鍵をさがしていたらすでにインベントリに入ってた、なんてことも。
戦闘は敵の動きがゆっくりなのもあって、ちゃんと攻撃を避けながらプレイすれば死にはしません。
気になったところ
Witching Tower VRの最大の欠点は、戦闘がもっさりで爽快感がないところ。
弓は1度射った矢が消えるまでつぎの矢が射てないからApex Constructみたいに連射ができなかったり、敵の感知範囲が狭すぎてこちらが弓で攻撃しているのに敵は棒立ちで襲ってこないシーンが多い、などが気になりました。
武器は腰のベルトに左右1つずつセットできますが、ついている位置が横すぎて取りだしにくかったです。
左利きなので弓を右手に持ちたいのですが、左手で取った弓を右手に持ちかえるのも、ちょっと面倒でした。
Witching Tower VRの感想まとめ
雰囲気はいいけど、戦闘のスピード感のなさがだいぶ気になるゲームです。
探索して雰囲気を味わうゲームだと割り切れば、そこそこ楽しめます。
矢の飛ぶスピードをもっとはやくして、連射できるようにすればもうすこし楽しくなりそう。
剣はパリイみたいなこともできていいんですが、戦闘はけっこう力押しでもいけてしまいます。
クリアまでの時間は3〜4時間くらいでした。
探索がスムーズにいけば、もう少しはやくクリアできるかも。
Witcing Tower VRのソフト情報
機種 | 対応 |
---|---|
HTC VIVE | 〇 |
Oculus Rift | 〇 |
Windows Mixed Reality | – |
PS VR | – |
項目 | 内容 |
---|---|
ソフト名 | Witching Tower VR |
ジャンル | アクションアドベンチャー |
プレイスタイル | 立って使用またはルームスケール |
価格 | 2,050円 |
日本語対応 | × |
VIVE PORT サブスクリプション |
〇 |
ストアページ |