ピープという可愛いキャラクターに指示をあたえて土地を発展させていくRTS(リアルタイムストラテジー)ゲーム「Tethered」をクリアしたのでレビューします。
これがピープ。かわいい。
天から卵が降ってきて、上にのったり日光で温めると生まれます。
PS VRからの移植ということで、日本語対応済み。
SLG系は覚えることが多いので、日本語対応しているのはありがたいです。
Tetheredのゲーム内容
ピープを使ってフィールドに集める資源を集めます。
まずは食糧集め。
おいしい毒キノコって……。
長いあいだ指示を与えなかったり、食糧がつきた状態で放置すると絶望して崖から飛び降りてしまいます。
飛び降りる時の声がけっこう恐くて、可愛いなかにも毒気があります。
食料が補給できたら、資源を集めて施設を建てていきます。
資源は木材、石材、鉱石の3種類。
たまにフィールドにクリスタルが現れ、拠点まで持って帰って吸収するとスピリットエネルギーになります。
最終的には、このスピリットエネルギーをステージごとに決められた値まで貯めるのが目標です。
スピリットエネルギーが貯まるごとに、施設を建てられるスペースが増えたり、遺物が出現して新しい種類の建物を建てられるようになります。
荒れはてた大地に緑が戻っていくのが見ていて楽しい。
夜になるとクリッターというイモ虫みたいなモンスターがあらわれ、戦闘になります。
後半のステージになると攻撃もはげしく、1夜にして10匹くらいいたピープが1匹しか残らなかった……ということも。
スピリットエネルギーは敵を倒してももらえるので、夜間はスピリットエネルギーが空気中に飛びかいます。
はじめスピリットエネルギーの吸収を忘れていて、チュートリアルクリアに3時間もかかってしまいました。
ほかにも天候という要素があり、たまに日光や雨などの天候が発生して使用することでいろんな効果を与えられます。
上(天候)を見て、下(ピープ)を見て……と操作が忙しいです。
Tetheredのプレイ時間
1ステージは30分〜40分くらい。全13ステージです。
ステージによって地形やマップギミックのほか、建物の建てられる順番が違うので、同じシステムでも展開が異なるゲームが楽しめます。
食糧が取れる施設が中盤にならないと建設できないステージは、けっこうツライ。
難しいステージは何回もやり直したので、クリアまでは15時間~20時間くらいでしょうか。
Tetheredの感想まとめ
キャラも可愛いし、フィールドもファンタジーな雰囲気で素敵。
雰囲気にピンときた人なら買って損はないです。
Steam実績に対応しています。
実績コンプリートは、かなり難しいと思います。
クリア時にステージ評価があるのですが、すべてのステージでオールA評価を取るという実績が鬼門です。
Steamのグローバル実績の取得率を見ても0%ですし。
ためしにやってみたのですが、チュートリアルの次にかんたんなステージ2さえオールAが取れなかったです。
クリアタイムはがんばって17分21秒まで縮めたのですが、評価がABBA。
その後やり方を変えて18分ちょいでクリアで評価ABAA。ぐぬぬ……。
天候は開幕だけ固定だけど、それ以外はランダムなのも難しいです。
1手間違えるだけでもオールAが不可になるくらいシビアなバランスなら、天候はステージごとに固定でもよかったんじゃないかなぁ。
ただクリアを目指すだけなら楽しいけど実績コンプを目指すと苦行になりそうなので、わたしは普通にクリアしておしまいにしました。
ランキングもあるので、RTSが得意な人は挑戦してみてください。
定価は2,480円ですが、しょっちゅうSteamでセールをしているので1,000円以下で買えます。
全ステージクリアとステージ2のオールAのチャレンジで37時間も遊んだので、コスパ最高でした。
これくらいじっくり遊べるゲームが他にももっと増えてくれるといいですね。
Tetheredのソフト情報
機種 | 対応 |
---|---|
HTC VIVE | 〇 |
Oculus Rift | 〇 |
Windows Mixed Reality | – |
PS VR | 〇 |
項目 | 内容 |
---|---|
ソフト名 | Tethered |
ジャンル | シミュレーション (リアルタイムストラテジー) |
プレイスタイル | 座って使用または立って使用 |
価格 | 2,480円 |
日本語対応 | 〇 |
VIVE PORT サブスクリプション |
× |
ストアページ |