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洋書多読での壁の乗り越え方

洋書多読をやっていると、行きづまりを感じることってありますよね。

まわりに相談できる人もいないと、このまま続けていていいのかな……と不安になったりします。

この記事では、多読の壁の乗り越え方を紹介します。

読んでいる本のレベルを低くする

勉強のために洋書多読を始める人は、「はやく英語ができるようになりたい!」という意識が強いので、かけ足になりがちです。

とくに洋書多読をはじめたばかりの時期は急ぎやすいので、意識してゆっくりと進めていくとよいです。

「英語多読法」にはレベル6までの理想的なYLのあげ方ものっているので、参考にするのもおすすめです。

シリーズを変える

多読をしてしばらくすると、お気に入りのシリーズと、そうでないシリーズがハッキリしてきます。

レベルを上げるときは苦手なシリーズをはずして、読みやすいシリーズだけ読むのもよいです。

私はPGRとSCRが苦手です。

PGRは冊数が多いため必然的につまらない本も多くなるし、ほかのシリーズと比べると映画ものが多く、映画があまり好きではない私にはツラい。

興味が持てない分野の本を読むのって、しんどいです。

SCRは単純に、文字が小さくて読んでいるのがつらいため。

逆にお気に入りはMMR。

1文が短くて意味がとりやすいです。
レベル3から一部の本にはGlossaryがつくようになるのも嬉しい。

SSS式ではレベルの高い本を読むあいだに、レベルの低い本を並行して読む「パンダ読み」という方法があります。

苦手なシリーズでもレベルが低い本だとスラスラ読めるので、苦手なシリーズはパンダ読みに使うこともあります。

同じシリーズを、もうしばらく読んでみる

GRはあるていどレベルが統一されているといっても、本によって読みやすい・読みにくいが分かれます。

1冊、2冊読んで読めなかったからといって、そのレベルの本が読めないと決まったわけでもありません。

3冊ぐらい連続で投げたあと、面白い本に連続で会うこともあります。


同シリーズを5冊くらいチャレンジしてから判断するのも手。
もちろん、難しかったり、つまらなかったら、途中で投げてよいです。

何冊か読んで、どれも理解できない場合は同じくらいのYLのほかのシリーズを試してみて、読めればそっちのシリーズ、読めなければ低いレベルに戻るかした方がいいかも。

ほかの人を参考にする

自分よりも経験のある人の意見は参考になります。

私がやり始めた時は、SSS掲示板の「〈過去ログ〉多読で壁を感じたときの広場」はじっくり読んでいました。

残念ながら新規投稿は停止になってしまっていますが、過去ログを読むだけでも参考になるところが多いです。

過去ログの中でもつまづく人が多かったところは、以下のところでしょうか。

わたしなりの乗り越え方を書いてみました。

対処法
OBW1の壁 私はレベル0のGRをほぼすべて読んでからOBW1を読んだのでまったく感じませんでした。

多読のやり始めなので、まずは「英文を読む」ところから慣れていくといいです。

黄色い壁
(PGR2)
PGRがつまらなかったら、OBW2に行けばOK。
レベル3の壁 OBW3が難しければ、MMR4へ行くのもあり。
個人的にはOBW3よりMMR4の方が簡単でした。

難しい本は投げて、かんたんなのから読みます。
3冊くらい投げるのが続いてもOK。

レベル4の壁 PGR4は登場人物が少なく、シンプルなストーリーが多いので読みやすかったです。
OBW4はPGR4より難しめ。

まとめ

日本人はまじめだから壁があったら努力して乗り越えれるように! と考える人が多いかもしれないけど、避けて通れるものなら避けて通ってもOKです。

特に、洋書多読の場合は本の読みやすさのほかに「ストーリーが好みか」というのが大きいです。

多読を始めて3年たつ私でも、興味が持てない題材の本を読むのは苦痛です。

わざわざ興味ない本を読まなくても面白い本はもっとあるので、多読三原則の1つ、「つまらなくなったらその本はやめる」をちゃんと実践していくと続けやすいです。