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洋書多読で英語の語彙力は増えるの?

これから洋書の多読をはじめようか考えている人にとって、最初に疑問に思うことは
「辞書なしで洋書を読み続けて、語彙力は増えるの?」 ということではないでしょうか。

私も最初は疑問でしたが、結論から言えば、洋書の多読は語彙力をのばすのに効果あると思います。

私自身、gasp,enormous,flutter,den……など、洋書の多読をしてから新しく覚えた語は40語以上ありますし、beam,body,or,clearingなど「単語そのものは知っていたけど、多読をはじめてから違う意味を知った」言葉も20語以上あります。

洋書の多読で言葉を覚えるのは、だいたい次の4パターンです。

文の意味から推測してわかる

Dogs wag their tails when they are happy.
(PM Library 「Dogs」 P5より)

wagの意味が分からなくても、「犬は嬉しいときにしっぽをwagする」ということから、「振る」という意味が推測できます。

別の単語で言いかえられていてわかる

Some gems, like diamonds, are transparent – they don’t have any color.(Oxford Read and Discover Level5 「Materials To Products」 P9より)

ダッシュ(―)以下の文がその前にある語、transparentの説明になっています。
色がないこと、つまり「透明」です。

別のわかりやすい言葉で言いかえられるのは、MTH(Magic Tree House)のResearch Guideのような解説本に多いです。

絵や写真でわかる

PM Libraryというシリーズは薄い図鑑のような本があり、動物の体の部位は絵や写真で覚えました。

Glossaryでわかる

本によっては、巻頭や巻末に単語の意味を載せているGlossaryというページがあります。

たとえば、FRL(Foundations Reading Library)やBBL(Building Blocks Library)といったシリーズでは巻頭に、OBW(Oxford BookWorms)は巻末にその本で使われている単語の意味がのっています。

PGR(Penguin Readers)とMMR(Macmillan Readers)は、すべてではないですが、Glossaryがついている本もあります。

自分が知っている単語ばかりのっていて、自分が知らない単語はのっていないというネイティブとの感覚のズレは感じるものの、あるのとないのとでは、やっぱり読みやすさが違いますよ。

まとめ:洋書多読で英語の語彙力は増える!

体感としては、別の単語で言いかえられていてわかることが1番多く、次に絵でわかる、Glossaryでわかるケースが多いです。

 もともとの語彙力がそんなに高くないこともあって、前後の意味から推測するのはあまり得意じゃないです。

 語彙力が増えてくると、推測でわかる範囲も広くなってくるでしょうね。

語彙力を増やす以外の洋書多読のメリットについては、以下の記事にも書いていますので興味のある方はぜひご覧ください。

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